ページID:92226更新日:2019年11月7日
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県では、山梨県環境基本条例で定めた環境の保全及び創造に関する施策の方向等を明らかにするとともに、施策を総合的、計画的に推進するため、平成26年3月に「第2次山梨県環境基本計画」を策定し、様々な施策を進めてまいりましたが、環境を巡る国内外の社会情勢の変化等に対応するため、このたび中間見直しを行いました。
この計画では、計画の基本目標とともに、4つの目指すべき将来像を定め、それらの実現のために、環境の保全と創造のための施策を展開していきます。また、本県の自然的、地域的な特性を踏まえ、環境に関する重要課題及び国際社会の一員として取り組むべき課題などについて、重点的に取り組む施策として位置付けています。
本県の環境の状況を踏まえ、「山梨県環境基本条例」で示された基本理念に基づく取組を推進していくにあたり、本計画の基本目標を次のとおりとします。
県民の環(わ)で守り、創り、未来へ繋げる豊かな環境
県民総参加による連携(環)により、本県の豊かな環境を保全(守り)、創造(創り)、未来へ繋げていくことを目指します。
「山梨県環境基本条例」の基本理念及び計画の基本目標の実現へ向けた取組を推進するにあたり、「物質循環」、「生活環境」、「自然環境」、「地球環境」の4つの分野の各々について、次のとおり目指すべき将来像を定めています。
「物質循環」:環境負荷の少ない循環型の地域社会
「生活環境」:安全・安心で快適な生活環境
「自然環境」:生物多様性に富んだ自然共生社会
「地球環境」:地球環境の保全に貢献する地域社会
計画の基本目標・目指すべき将来像を実現するため、本県では、「物質循環」、「生活環境」、「自然環境」、「地球環境」の4つの分野において、環境の保全と創造のための施策を展開していきます。また、それぞれの分野における施策を展開していくために必要となる共通的・基盤的な施策も併せて推進していきます。
また、本県の自然的、地域的な特性を踏まえた施策や、環境に関する重要課題及び国際社会の一員として取り組むべき次の課題を、重点的に取り組む施策として位置づけ、それぞれの現状と課題を整理し、施策の方向を示しています。