ページID:83576更新日:2021年6月22日
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■主旨
大規模災害時において、被災地域のニーズに応じて、精神医療の提供や心の健康の保持・向上を図る活動が円滑に実施できるよう、災害派遣精神医療チーム、いわゆるDPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team)の活動のあり方などをまとめたマニュアルを平成29年12月27日に策定(平成31年3月改定)しました。
■マニュアル策定の方針
・DPATとして精神医療と精神保健を包含する活動を行うことを可能にします。
・本県の限られた医療資源を勘案した効率的な指揮命令系統を確立することで、迅速かつ的確な活動を可能にします。
■DPATが担う支援領域
・被災者の状態に応じ、医療が必要となる「疾患レベル」、支援を行わないと疾患レベルに移行する可能性が高い被災者への精神保健活動を中心とした「見守り必要レベル」を主に担当し、専門性の高い支援を効果的に行います。
■DPAT編成
・チームは、原則として所属機関ごとに編成します。
・同一機関での編成が困難な場合は、必要に応じて他の機関との混合によるチームを編成します。
・発災後、3ヵ月程度経過した時点を想定し、精神科医師が帯同しないDPATも視野に入れ、準備を進めます。
災害時心のケアマニュアル概要版(H31改定) |
災害時心のケアマニュアル(H31改定) |