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ページID:52487更新日:2016年12月1日
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山梨県では、年齢、国籍、身体的な状況などを問わず、すべての人が人格と個性を尊重され快適で安全に暮らせるよう、まちづくりやものづくり、サービスなどにあらかじめ配慮する「ユニバーサルデザイン」の推進に取り組んでいます。
今回新たに、人によって色の感じ方が異なることに配慮し、情報を正しく伝えるための指針として「カラーユニバーサルデザインガイド」を作成しました。
このガイドでは、印刷物やサインなどを作成する際に、できるだけすべての人に見やすく分かりやすい情報を提供するためにどのように取り組めばよいのかなど、事前に配慮すべき項目について具体例を交えて解説していきます。
色覚(色の感じ方)は、味覚や嗅覚と同じように実は人それぞれに違います。
このため、見分けやすくするためにつけられた色づかいが、色弱の人などにとってはかえって見分けにくくなるなど、色による情報を正確に受け取れず困っている人たちがいます。
また、一般的な色覚の人の中には疾病などにより他の人と色の見え方が異なるケースもあります。各々の色の見え方によって伝わる情報が異なってしまったのでは困ります。誰に対してでもきちんと正しい情報が伝わるように、色の使い方や文字の形などにあらかじめ配慮することを「カラーユニバーサルデザイン」といいます。
色覚検査で先天性の色覚異常(赤緑色弱)とされる人は日本人の男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では約320万人いるといわれています。このガイドでは、一般的な色覚の人以外を、色の配慮が不十分な社会における弱者として「色・弱者(しきじゃくしゃ)」と呼んでいます。みんなにわかりやすい色づかいをしましょう。
やまなしカラーユニバーサルデザインガイド(PDF:4,262KB)