ページID:3265更新日:2023年11月30日

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エイズ相談

エイズってなあに?

エイズ(後天性免疫不全症候群)とは、HIV(エイズウイルス;Human_Immunodeficiency_Virusヒト免疫不全ウイルス)に感染して起こる疾患で、感染後放置すると免疫不全が進行し、様々な日和見感染症や悪性リンパ腫などを発症する病気です。

 

感染後、2週間から3週間後の発熱や頭痛などのかぜ様症状のあと、症状のない無症候期(潜伏期)が数年から10年間ほど続きます。この間、適切な感染予防を行わない性行為などによって他人に感染させる可能性があります。

潜伏期を過ぎると、免疫不全が進行し様々な病気にかかり症状が出現(発病)します。この発病した状態をエイズといい、放置すると慢性的に進行し死に至ります。近年の治療により改善と延命がすすんできていますが、現在のところ完全にエイズを治す治療薬はありません。

しかし、HIV(エイズウイルス)は感染力が弱く感染経路が限られるため感染予防が可能です。HIVは主に血液、精液、膣分泌液を介して感染するため、性的接触(性行為)以外では感染することまれといわれています。

性行為におけるコンドームの正しい使用は、エイズや他の性感染症の予防にとって有効な手段です。

感染が心配な方は、エイズの相談や検査を積極的に受けましょう。感染の機会があったときから12週間以上経過してからの検査で、感染しているか確認が可能です。

検査は、全国の保健所で匿名無料で受けることができます。また、気になる症状がある場合など医療機関でも受けることができます。

エイズ検査の結果を知ることで、他のひとに感染(二次感染)させないよう予防できるばかりでなく、医師の指導を守りながら生活するこにより発病を抑えることが可能になるため、検査を受けることは非常に重要なことです。現在では、発病を抑える薬も開発されており、世界中で治療薬やワクチンなどの研究が進められています。

感染経路

感染経路は、次の3つです。だ液、汗・涙では感染しませんし、ペットや虫を介しても感染しません。

性的接触

感染者との性交為は、精液、膣分泌液、血液を介して感染の可能性があります。

  • コンドームを使わない性交・オーラルセックス
  • 出血を伴う性交
  • 性器具の共有

血液

HIVの含まれている血液が傷口や粘膜に触れることや、体内に入ることで感染の可能性があります。

  • 感染者からの血液・臓器の提供
  • 注射針の共用

母子感染

感染している母親から妊娠中・出産時・授乳によって子供に感染することがあります。

  • 子供を望む場合は医師に相談する。
  • 母子感染を予防できる方法があります。

保健所における検査

峡南保健所ではHIV感染について不安を感じている方を対象に、匿名無料の相談と検査を実施しております。

エイズ検査は迅速検査を実施しており、通常採血から1時間程度で結果をお伝えしております。詳しくは、次の「特定感染症」をご確認ください。

 

関係機関へのリンク

このページに関するお問い合わせ先

山梨県福祉保健部峡南保健福祉事務所(峡南保健所) 
住所:〒400-0601 南巨摩郡富士川町鰍沢771-2南巨摩合同庁舎 1 ・ 2 階
電話番号:0556(22)8145   ファクス番号:0556(22)8147

峡南保健福祉事務所(峡南保健所)
e-メール:kn-hokenf@pref.yamanashi.lg.jp
住所
〒400-0692 南巨摩郡鰍沢町771-2
電話
0556(22)8158
FAX
0556(22)8159

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