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ページID:3574更新日:2019年1月30日
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本県を訪れる外国人観光客は年々増加しており、2007年には88万人に達しました。
県では、2010年までにこれを100万人に拡大するという目標を掲げ、一層の誘致に努めています。
中でも、本県を訪れる外国人観光客の約4割を占める中国は、本県の観光にとって巨大なマーケットです。そこで、横内知事は観光関係者などと共に4月23日から27日までの5日間、観光客誘致に向けたPRのため、中国を訪問しました。
はじめに訪問した上海市では、石川静岡県知事、松沢神奈川県知事と三県合同で観光のトップセールスを行いました。これは、昨年10月の「山梨・静岡・神奈川三県サミット」で本県が提案し実現したものです。
三県知事は、上海市人民政府を訪問し、観光をはじめ経済、環境保全、青少年など幅広い分野で交流を促進するとの覚書を締結しました。
また、富士箱根伊豆地域へ観光客を誘致するため、旅行会社やメディアに観光モデルコースを紹介するなど、積極的なPR活動を展開しました。
その後、笛吹市、富士河口湖町などの関係者とともに、香港と広東省広州市を訪問しました。
香港では、日本への送客が最も多い旅行会社などに、富士山をはじめとする本県の観光をPRするとともに、大手スーパーに県産果実やワインの売り込みを行いました。
また、広州市では、広東省旅遊局や旅行会社の代表と会談し、小中高校生の教育旅行の誘致などを働きかけました。
観光客の誘致や農産物などの販路拡大に向けた交渉には、行政も含めた組織的な活動が効果的です。
県では、本県産業をバックアップするため、知事が先頭に立ち今後も積極的にトップセールスを行うこととしています。
横内知事は、6月には台湾で開催される国際見本市「フードタイペイ」に出向き、また7月には京都市中央卸売市場を訪問し山梨を売り込みます。