ページID:89446更新日:2020年3月27日
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平成30年4月からコミュニティラジオを活用して、山梨の魅力の情報発信に取り組んでいます。
山梨に魅せられ、移住し、山梨で活躍している人々や、いったんは故郷山梨を離れたものの、山梨の良さを再認識して戻って活動されている人々、山梨の地域資源をいかしてがんばる人々を紹介していきます。
様々なエピソードなどを聞くことで、知らなかった山梨の新たな魅力がみつかるかも?
エフエム甲府(76.3MHz)
毎月第3水曜日13時30分頃から(15分程度)
やまなしスタイル(毎週水曜日放送の「ケミかるベース」の1コーナーとして放送)
ケミかるベースHP:http://www.fm-kofu.co.jp/program/kemikaru/(外部リンク)
次のサイトの「インターネットサイマル放送」を通じて、山梨県内外で番組を聴くことができます。
エフエム甲府HP(ラジオの聴き方):http://www.fm-kofu.co.jp/listen/(外部リンク)
やまなしスタイルの情報は以下のサイトに随時掲載します。
放送ではお伝えしきれなかった収録秘話なども掲載してまいりますので、是非ご覧ください。
<ツイッター>
https://twitter.com/yamanashi_style
<facebook>
https://www.facebook.com/yamanashistyle/
心和む 癒やしの空間
武井 稔さん(船山温泉館主)
南部町の山奥で温泉旅館「船山温泉」を営む武井稔さん。大学卒業後すぐに、家業の船山温泉を継ぎ、自然に囲まれた立地ならではの極上の癒やしを提供。都会では味わえない「静寂」を求め、県外の方々を中心に多くの人が訪れ、リピーターも数多いとのこと。
番組では、武井さんが南部町で旅館業を営む上での考えや、今後の地域の発展のために必要なことなどについて伺いました。
食でつなぐ
田中 紀子さん(イッセイ経営者)
甲府市南口で有限会社「イッセイ」を主人と経営する田中紀子さん。学生時代は東京で主人はコーヒーを、自身は料理を勉強していました。故郷やまなしでお店を経営することを決意した後、故郷やまなしのためになにかしたい、と思うようになり、県産ワインを取り扱うことになったとのこと。
番組では現在の経営スタイルになったきっかけや、県産ワインを提供する際のこだわり、どのように食でつながっているのかなどについて伺いました。
山梨の日本酒
大澤 慶暢さん(太冠酒造株式会社社長)
南アルプス市で株式会社「太冠酒造」を経営する大澤慶暢子さん。30歳の時、結婚を機に故郷の山梨へ戻り、家業の酒蔵を継いだそうです。日本酒造りでは地産地消を大事にしていて、地元産の素材を使うだけでなく、県内の子どもたちにお米作りを体験してもらう活動にも取り組んでいるとのこと。
番組では、日本酒造りへのこだわりや、県産の日本酒の魅力などについて伺いました。
山の恵み
大林 登さん(仙人小屋)
北杜市で八ヶ岳の自然を料理で提供する「仙人小屋」店主の大林登さん。自ら毎日山へ入り、春は山菜、夏は川魚、秋はきのこ、冬はジビエなど、四季折々の八ヶ岳の美味しい食材を調達し、お客様へお届けしています。
番組では仙人小屋を始めることになったきっかけや、八ヶ岳の四季を多くの方に味わっていただくために大林さんがこだわっていること、自然に対する思いなどについて伺いました。
リニアと山梨
山寺 悠二郎さん(山梨県立リニア見学センター)
都留市にある山梨県立リニア見学センターでスタッフとして働く山寺悠二郎さん。センター内にあるジオラマをメインに様々な展示物の点検や保守整備を担当しているほか、超電導の仕組みを紹介する実験を行ったり、県内外でのイベントに参加してセンターのPR活動を行うなど、来館者数150万人を突破した県内屈指の人気スポットを支える大きな戦力として、日々活躍されています。
番組ではリニア見学センターのスタッフとなったきっかけや、リニアの魅力、地域におけるセンターの役割などについて伺いました。
地域ぐるみでおもてなし
深山 光信 さん(常幸院住職・五条ヶ丘活性化推進協議会会長)
身延町にある650年の歴史を持つお寺「常幸院(じょうこういん)」の、第27代住職、そして、「五条ヶ丘(ごじょうがおか)活性化推進協議会」会長をつとめる深山光信(ふかやまこうしん)さんに、県内を舞台としたアニメーション「ゆるキャン△」の舞台のモデルとなった地域のひとつ、身延町の「五条ヶ丘」へ訪れたお客さんを地域ぐるみでおもてなしする、地域に根ざした活動について伺いました。
普段、住職として活躍するかたわら、五条ヶ丘地域を活性化するべく、協議会を結成して様々な企画を仕掛ける、さながら地域の総合プロデューサー、深山さん。その行動力の源には、これまで地域の菩提寺の住職として、地域のつながりを大切にしてきた積み重ねが生かされているのだということが伝わってきました。
自転車を通じたまちづくり
ボシス トム さん(山中湖村 国際交流課)
山中湖村役場の国際交流員、ボシス トムさんにお話を伺いました。トムさんは、フランス出身で、12歳から自転車を始め、プロの自転車選手として活躍されました。そのあと、2015年に留学のため来日され、2018年から山中湖村役場で国際交流員としてお仕事を始められました。
東京2020オリンピック競技大会の自転車競技ロードレースは山中湖村、道志村を通過します。トムさんは普段、国際交流員としての業務にあたりながら、自転車競技ロードレースの開催準備にあたっています。また、山中湖村では、山中湖サイクリングクラッシックを今年度から開催しますが、大会の魅力についてもお伺いしました。
市川三郷町の花火
齊木 啓介 さん(株式会社マルゴー専務取締役)
神明の花火大会でも有名な、株式会社マルゴー専務取締役で現役花火師でもある齊木啓介さんに、地場産業である「市川三郷町の花火」の魅力について、お話を伺いました。
日本国内のみならず、海外でも打ち上げを行っている齊木さんですが、地元への感謝を持ちながら、より良いパフォーマンスをし、大勢の人に市川三郷町の花火を見てもらいたいという強い思いが伝わってきました。
花火は全て手作りであるため、二度と同じものが作れないということや、誰といつ見るかによっても忘れられない思い出になることなど、改めて花火の魅力を教えて頂きました。
市川三郷町から外へ出て行った人が、「私の故郷には素晴らしい花火があるんだ」というように、地元へ誇りをもってもらえるように、もっと広くもっと良いものを色々な人に見てもらえるようにしていきたいという、熱い思いを聞くことができました。ありかとうございました。
山梨の伝統工芸品
山本 裕輔 さん(有限会社印伝の山本 代表取締役社長)
山梨県の伝統工芸品として有名な甲州印伝を製作している有限会社「印伝の山本」代表取締役社長で印伝職人でもある山本裕輔さんに、甲州印伝の魅力や製作にかける思いについてお話を伺いました。
山梨では認知度が高い甲州印伝ですが、まだ全国的には認知度は高いとは言えず、山本さん自身が印伝のことを好きで、その好きなものを多くの人に知ってもらいたい、魅力を共有したいという強い思いが伝わってきました。
印伝は、鹿革とうるしという条件さえ合えば、どのようなものでも製作することができ、非常に自由度が高いとともに、長く使用できるなど、甲州印伝の魅力について教えていただきました。
石積み技術と里山風景の継承
上田 睦美さん(南アルプス石積みガール)
峡東地域の葡萄畑の風景が日本遺産に認定されるなど、近年、中山間地域の棚田や段畑の美しい景観や自然との共生文化の価値が見直され、注目を集めています。
そんな里山風景の一端を担う石積みの技術と文化を後世に引き継ぐ活動をされている「南アルプス石積みガール」の上田さんに、石積みの魅力や役割、技術の伝承方法などについてお伺いしました。
田舎の暮らし方
鈴木 美樹さん(農泊「ちかはぎ空の家」経営者)
地域の人々と交流しながら地域の生活体験ができる「農泊」事業に取り組まれている、市川三郷町の農泊「ちかはぎ空の家」経営者の鈴木美樹さんにお話を伺いました。
農泊「ちかはぎ空の家」では、地域での活動体験を提供しており、農作業や伝統工芸の制作体験など、たくさんの体験をすることができます。これまでたくさんのお客様をお迎えする中で鈴木さんが感じた市川三郷町や山梨県の魅力や、今後の意気込みをお話しいただきました。
ぶどうの名産地から届けるマスタード
風間 早希 さん(ぴりまるけ合同会社 代表)
八木 優彰 さん(ぴりまるけ合同会社 副代表)
笛吹市で地域の未利用品を活かしながらマスタード作りをされている、笛吹市のぴりまるけ合同会社の風間早希さんと八木優彰さんにお話を伺いました。
ぴりまるけ合同会社では、遊休農地等を利用して栽培されたカラシナの種と、本来ならば捨てられる間引いたぶどうの未熟な果汁を使って、マスタード作りのきっかけから、笛吹市の魅力をたくさん詰め込んだマスタードへのこだわり、今後の目標をお話しいただきました。
ブドウとワイン
鈴木順子さん(旭洋酒有限会社)、大木貴之さん(ワインツーリズムプロデューサー)
鈴木順子さんは、東京から山梨市に移住され、40年以上の歴史を持つ旭洋酒(有)を引き継ぎ、ご主人の剛さんとワイン醸造に取り組まれています。
大木貴之さんは、一旦は東京で就職されましたが、19年前に山梨へUターンし、甲府の中心街で飲食店を経営しながら、ワインツーリズムのプロデュースをされています。
そんなお二人に、ブドウやワインへの思いや、山梨での生活の魅力などお聞きしました。
甲府中心街の活性化
池谷直樹さん(酒場日々)、福島敏三さん(オリゾンチス)
甲府の中心街に位置するオリオンイーストに昨年オープンした「酒場日々」店主の池谷さんは、静岡の出身。
東京の居酒屋で働いていたところ、独立を機に山梨へ移住し、今のお店を開きました。
お酒と魚とおばんざいがオススメの居心地良いお店を経営され、甲府中心街に賑わいをもたらしています。
福島敏三さんは、神奈川の出身。教育関係の仕事を退職された後、山梨へ移住しました。オリオンイーストに雑貨店「オリゾンチス」を経営しながら、商店街の理事長を務め、甲府中心街の賑わいづくりに励んでいます。
そんなお二人に、山梨や、甲府の中心街の魅力についてお聞きしました。
地域おこし協力隊
(地域おこし協力隊とは、地方自治体が地域外の人材を募集し、1~3年程度の任期中にその地域に住みながら、農林水産業の応援などの地域協力活動を行ってもらう制度です。)
梅澤寛人さん(身延町地域おこし協力隊)、赤松智志さん(ふじよしだ定住促進センター)
群馬県出身の梅澤寛人さんは、地域おこし協力隊として身延町に移住し、あけぼの大豆の加工や販売を行っています。大豆を使ったお茶「ソイコティー」を考案して、身延町の魅力を高めています。
富士吉田市の地域おこし協力隊で空き家の再生に関わっていた赤松智志さんは、協力隊の任期終了後も山梨に定住し、ゲストハウスSARUYAを立ち上げました。現在では、ふじよしだ定住促進センターのスタッフとして、地域の活性化に努めています。
「地域おこし協力隊」として県外からいらっしゃったお二人に、山梨にやってきた理由や、山梨の魅力について、お話をお聞きしました。
山梨と自然
三井恒夫さん(ペンション「ヒュッテ・グーテライデ」オーナー)、持留・ヨハナ・エリザベートさん(モチドメデザイン事務所)
三井恒夫さんは、山梨の自然の豊かさと地域活動の素晴らしさに惹かれ、北杜市清里に移住。ペンションを経営する傍ら、「北杜市シェフズバル」の開催など、地域の方と共に地域の魅力を高める活動に取組んでいます。
持留・ヨハナ・エリザベートさんは、山梨の田畑の景観や自然に惹かれ、北杜市高根町に家族で移住。畑仕事を楽しみながら、デザイン業を営むほか、今では県内の古い木造建築の保存活動なども行っています。
そんなお二人に、山梨の自然豊かな環境・生活の中で見つけた新たな『楽しみ』や『やりがい』についてお話を伺いました。
⼭梨での創作活動
野田沙織さん(造形作家)、岩下寬さん(弦楽器製作家)
野田沙織さんは、南アルプス市で、Atelier Bond(アトリエボンド)を運営し、「いす」、「棚」など家具の受注販売や、「ブローチ」などの木工製品の製作を行っています。東京やドイツで美術に触れ、出身地の山梨に戻ってきました。
岩下寬さんは、韮崎市で、Iwashita Mandolins & Guitars(イワシタマンドリン&ギターズ)を運営し、「マンドリン」や「ギター」の製作、修理を行っています。東京で楽器製作を学び、出身地の山梨に戻ってきました。
山梨で創作活動をしているお二人。なぜ創作活動の場に「山梨」を選んだのでしょうか。そこには、お二人が共通して考える重要な要素がありました。お二人が考える山梨の魅力についてお話を伺いました。
発酵食品
五味洋子 さん(五味醤油株式会社)、桑本尚也 様(発酵酒場かえるのより道)
五味洋子さんは、東京の大学へ進学し一旦は東京で就職しましたが、その後山梨へ戻り、お兄さんである仁さんと一緒に家業を継ぎ、甲州味噌を使ったワークショップの開催等に取り組まれています。
桑本尚也さんは、学生時代は東京で過ごしましたが、その後山梨に戻り飲食店について勉強し、2015年に発酵をテーマにした居酒屋を開業されました。
そんなお二人に、山梨の発酵における食文化や、それを広めていくための取り組みなどについてお聞きしました。
山梨の文化拠点としての書店
宮川大輔さん(春光堂書店)
宮川大輔さんは、静岡の大学へ進学し、一旦は静岡で就職しましたが、その後山梨へ戻り、家業を継ぎ、甲府市中心街の銀座商店街で書店を経営されています。
宮川さんは、医院やホテルへ本棚を作り、本に触れあう機会を増やす活動や、本屋を観光地化し県外の人に山梨の魅力を伝える活動をされています。
番組では、甲府市中心街の銀座商店街で書店を経営されている宮川さんだからこそ伝えることのできる山梨の魅力をご紹介しました。また、宮川さんに山梨に関連する本を紹介いただき、本を通して山梨の魅力を伝えていただく、番組初の企画も行いました。
リノベーション
千葉健司さん(株式会社アトリエいろは)
千葉さんは、甲斐市のご出身で、韮崎高校を卒業後、京都で建築を学び、29歳のときに県内に一級建築事務所を立ち上げました。
特に“リノベーション”に力を入れており、今年4月には、かつて韮崎駅近くで中央商店街のシンボルとして親しまれたビル「アメリカヤ」の再生を手がけました。
千葉さんは、「山梨県は空き家率が高いが、少し手を加えれば甦るような古き良き建物がたくさんある。」と言います。番組では、アメリカヤの復活に懸けた千葉さんの思いを伺い、建物を通じて街のにぎわいを取り戻そうとする千葉さんの取り組みを紹介しました。
移住で自分らしさに再チャレンジ
イセダ マミコさん(マンガ家)
ワインに興味を持ったことがきっかけで山梨県へ移り住んだイセダ マミコさん。
ワインを飲み始めた人や、興味があるけどまだ飲んだことがあまりない人がワインに興味を持ってもらいたいという思いから、「今夜もノムリエール」(エッセイマンガ)を出版し、マンガを通じてワインの魅力、山梨の魅力を発信いただいています。
番組では、マンガを描きながら、自分らしく色々なことにチャレンジしているイセダさんから、山梨の魅力についてお話しいただきました。
有機農業
犬飼 啓郎さん(犬飼農en)
愛知県出身の犬飼 啓郎さんは、会社員時代の農業体験をきっかけに山梨へ移住。
現在は、韮崎市穴山町にて、有機栽培のなかでも植物由来の肥料(米ぬか、落ち葉など)のみを使う方法で野菜を育て、お客様へ直送販売しています。
番組では、犬飼さんの有機農業へのこだわりや、農作物とお客様への思い、山梨での農業環境についてお聞きしました。
伝える
土屋 誠さん(フリーマガジンBEEK編集長)
山梨県出身の土屋さんは、東京のデザイン会社で働いた後、アートディレクターとして独立、その後、家族とともに山梨に戻りました。
冊子やパッケージ、ロゴマークなどのデザインをするほか、取材や写真撮影、編集などのすべてを手がけるフリーマガジン「BEEK」を発行し、県内外に山梨の魅力を伝えています。
番組では、土屋さんのデザインへの思いやこだわり、現在の山梨での生活などついて伺いました。
ゲストハウス
吉田 和江さん(大黒屋サンガム)
山口 宗一郎さん(World Café Guest House)
甲州市で「大黒屋サンガム」を営む吉田和江さん。東京都で飲食店を営んでいましたが、ゆったりとした時間が流れる自然豊かな山梨に惹かれ移住。ゲストハウスでは、オーガニック食品を利用した料理を提供しながら、国内外のお客さんと交流しています。
富士川町で「World Café Guest House」を営む山口宗一郎さん。都会で生まれ育った山口さんは、「山の近くに住みたい」というヴィジョンを持っていました。移住後は、ガスを使用せずに薪や太陽光を利用する生活を楽しみながら、暮らしそのものをお客さんと共有することを大切にしています。
番組では、県外から移住したお二人に、現在の山梨での生活や、ゲストハウスを営む上でのこだわりなどついて伺いました。