トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > 風土記の丘研修センター > ものづくり教室「チャレンジ博物館」 > チャレンジ博物館第5回「縄文と弥生の笛づくりにチャレンジ」
ページID:109192更新日:2023年7月13日
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県立考古博物館では月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。
今年度第5回のものづくり教室は、縄文と弥生の笛づくりにチャレンジします。
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土笛の歴史は古く、日本では縄文時代から作られていました。縄文時代の土笛は息を吹き込む吹き孔(ふきあな)のみをもつ単純な構造で音色も単調なものが主でしたが、やがて指で押さえて音階を調整する指孔(ゆびあな)がつけられるようになります。
イノシシ形の土製品は、山梨県内では非常に珍しい資料です。 |
板状の土偶に孔があけられています。 |
山梨県内では主に縄文時代の遺跡から土鈴や土笛などの「音の鳴る」土製品が出土しています。特に甲州市の大木戸遺跡や甲府市の上の平遺跡では板状の土偶が、山梨市の上コブケ遺跡ではイノシシ形の土製品が出土していますが、これらの土製品には孔があいており、息を吹き込むと音が鳴ることから土笛の機能を持っていたと考えられます。
土笛づくりの様子
今回のものづくり教室では、土笛が作られた時代や、土笛の使われ方などについて学習するとともに、天然の粘土を材料とした2種類の土笛づくりを体験していただきます。縄文時代と弥生時代では土笛の作り方や形、使い方や音色が異なります。それぞれの時代の違いを比べてみましょう。
なお、土笛は十分に乾燥させた後、焼成して完成となります。当日はお持ち帰りいただけませんので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。完成品のお渡しについては、ものづくり教室の当日(8月13日)にご案内いたします。
皆さまの参加お申込みをお待ちしております。
新型コロナウイルスの感染防止のため、マスクの着用や手指消毒等、感染防止対策へのご協力をお願いしております。ご来館前に必ず次のページをご覧いただくとともに、感染予防にご理解・ご協力くださいますようお願いいたします。
令和5年度8月13日(日曜日)
午前の部:9時30分~12時
午後の部:1時30分~4時
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
午前の部・午後の部ともに、小・中学生の子ども8名とその保護者(子どもの合計が16名)
小学5年生以下の方は保護者の同伴が必要です。
小学6年生以上の方は本人のみでもご参加いただけます。
エプロン、汚れをぬぐうタオル、筆記用具
汚れてもよく活動しやすい服装でご参加ください。また、新型コロナウイルスの感染防止のため、マスクの着用をお願いする場合がございます。
無料
参加には事前にお申込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申込みください。
令和5年7月13日(木曜日)~27日(木曜日)の間、お申込みを承ります。
お申込みの際に参加ご希望の時間帯(午前の部または午後の部)をお伝えください。
お申込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結の通知は8月3日(木曜日)までに当選者へのご連絡をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申込みが定員に満たなかった場合、先着順にて追加募集いたします)
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日(7月17日は開館)
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。