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ページID:115609更新日:2024年7月17日

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チャレンジ博物館第5回「縄文時代の火起こし器を作って火を起こそう」

県立考古博物館では月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しております。

今年度第5回のものづくり教室は、縄文時代の火起こし器作りと火起こし体験を開催いたします。

画像:弓ぎり式火起こし器
弓ぎり式火起こし器の制作例
左:火きり棒の軸受け(ハンドピース)と火きり棒
中央:火きり板、右:弓
画像を拡大(JPG:564KB)

画像:火起こしの様子
弓ぎり式火起こし器による火起こしの様子
画像を拡大(JPG:614KB)

は私たちの生活にたくさんの恵みをもたらしてくれます。現代では様々な発火方法が発明され簡単に火を得ることができますが、大昔の人々にとってはとても大変なことでした。

火起こしの方法を発明するより前、人々は自然に起こった火(落雷や山火事、火山の活動など)を利用していたと考えられています。やがて木と木をこすり合わせた摩擦熱で火が起こることを発見すると、火の活用は人々の暮らしに広く普及し、様々な発火方法が発明されていきました。

画像:弓ぎり式火起こし器による火起こし
弓に巻き付けた火きり棒を軸受けでしっかりと固定し、弓の前後運動によって火きり棒を回転させます。火きり棒と火きり板の摩擦によって生じた熱を利用して火種を作ります。

画像:火だね
火起こし器で作られた火種
火きり棒と火きり板の摩擦によって削れた粉に摩擦熱が移ることで火種ができます。
火種を燃えやすい素材(ほぐした麻など)に移して空気を送り込むと火が起きます。

今回のものづくり教室では古代の火起こしについて学習するとともに、数ある古代の火起こし方法のうち「弓ぎり式」と呼ばれる方法の火起こし器を作製して、作製した火起こし器を使って古代の火起こしにチャレンジしていただきます。

皆さまの参加お申込みをお待ちしております。

ものづくり教室のご案内

画像:チャレンジ博物館第5回のご案内

開催日時

令和6年8月18日(日曜日)

午前の部:9時30分~12時
午後の部:1時30分~4時

会場

風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)

会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)

対象・定員

午前の部・午後の部ともに、小・中学生の子どもとその保護者・8組(午前・午後の合計が16組)

持ち物・服装

活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。また、新型コロナウイルス等の感染症対策として、マスクの着用をお願いする場合がございます。

参加費

無料

お申込み方法

参加には事前にお申込みが必要です。

風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申込みください。

令和6年7月18日(木曜日)~31日(水曜日)の間、お申込みを承ります。

お申込みの際に参加ご希望の時間帯(午前の部または午後の部)をお伝えください。

お申込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は8月6日(火曜日)までに当選者へのご連絡をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申込みが定員に満たなかった場合、先着順にて追加募集いたします)

お申込み・お問い合わせ

風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)

電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287

開館時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日(8月12日は開館)

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

ものづくり教室の詳細は、付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。

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