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ページID:109065更新日:2023年6月9日
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県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の大人の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催しております。
今年度第4回のものづくり教室は開館40周年記念特別展「星降る中部高地の縄文世界─黒曜石ネットワークによる物流と人流─」の関連イベントとして、石製ペンダント作りを開催いたします。
石製ペンダントの製作例
縦:約4.5cm・横:約4.5cm・厚さ:約0.8cm
左:白滑石製右:黒滑石製
画像を拡大(JPG:697KB)
縄文時代の人々は石材や骨角器で作られた様々な装身具を身に着けていました。耳飾や首飾をはじめ、腕輪や髪飾りなど現代人にもなじみ深い装身具がありますが、縄文時代の人々は単に着飾るためだけではなく、リーダー的立場を示すためや祭祀具のような特殊な役割を持たせたものがあったと考えられています。
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山梨県内の遺跡からは数多くの石製装身具が発見されていますが、北杜市の青木遺跡からは蛇紋岩類製の装身具が出土しています。この装身具は花のような形が非常に珍しく、縄文人の精神文化を探る資料として研究されています。
今回のものづくり教室では縄文時代の装飾品文化について学習するとともに、青木遺跡出土品をモデルに石製装身具作りを体験していただきます。石材(滑石)を削り・形に整えて、研磨剤(クリームクレンザーなど)で磨き上げ、ペンダントに仕上げてお持ち帰りいただきます。なお、石材は白滑石・黒滑石からお選びいただけますが、白滑石は数に限りがございます。あらかじめご了承ください。
皆様のご参加をお待ちしております。
令和5年7月15日(土曜日)
午前9時30分~午後3時
お昼休みを含みます。必要に応じて昼食をご用意ください。
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMap)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
16歳以上の方
10名程度
1,000円
教材費およびイベント保険料です。参加時にお支払いください。
筆記用具、汚れてもよいタオル・ハンカチ等(作品の研磨に使用)、昼食
活動しやすく汚れてもよい服装(エプロン等着用)でご参加ください。
新型コロナウイルスの感染防止のため、マスクの着用をお願いする場合があります。
参加には事前にお申込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申込みください。
令和5年6月15日(木曜日)よりお申込みを承ります。応募が定員に達し次第、募集を締め切ります。
お申込み後、キャンセルまたはご欠席される場合はお早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日、6月29日(木曜日)~7月7日(金曜日)
6月29日~7月7日の間は、開館40周年記念特別展「星降る中部高地の縄文世界─黒曜石ネットワークによる物流と人流─」の展示準備により、臨時休館いたします。休館中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。
ものづくり教室の詳細は、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)までお問い合わせください。