トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > 資料・展示紹介 > おうちde考古博物館第2回「大師東丹保遺跡出土・人形」
ページID:94748更新日:2024年5月21日
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県立考古博物館では緊急事態宣言に伴う外出自粛の中、皆さまがご自宅でも当館の資料をご覧いただけるよう、特に吉祥や疫病対策に関する考古資料にスポットを当てて紹介してまいります。
今回ご紹介する資料は、南アルプス市の大師東丹保(だいしひがしたんぼ)遺跡から出土した「人形(ひとがた)」です。
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こちらは大師東丹保遺跡から出土した鎌倉時代の人形です。烏帽子(えぼし)をかぶった侍(さむらい)をかたどった横向きのシルエットで、顔の細かい表現はありません。
中世になると、人々の生活の中に「まじない」はさらに浸透していきました。「まじない」を職業とする人もいました。
疫病や災害は、いつの時代も人々を苦しめてきましたが、人々はこれらと闘い、乗り越えてきました。長い歴史の中で、人々は疫病や災害をどうとらえ、いかに向き合ってきたのか、出土品は当時の様子を伝えています。
県立考古博物館・学芸課
電話:055-266-3881
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