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ページID:23750更新日:2024年6月14日
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県立考古博物館では、少人数(家族など数名)向けの古代の火起こし体験や勾玉作り体験など、4つの体験を随時開催しております。考古博物館のご見学とともに、古代の体験もぜひお楽しみください。
体験をお申し込みの際は、必ず下記の体験の流れ・注意事項・体験メニューをご確認ください。
体験は風土記の丘研修センターへお電話またはご来館にてお申込みください。ただし、休館日やイベント開催などにより、お申込みを承れない場合がございます。また、お申し込みは体験希望日の1週間以上前に、風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)にご相談のうえ、お申し込みください。
なお、体験は考古博物館をご見学いただいた方に限らせていただいております。考古博物館のご見学については、ご利用のご案内をご覧ください。
古代の火起こしについて簡単にご説明した後、舞い切り(まいぎり)式火起こし器を使った火起こしを体験していただきます。団体での体験も可能です。
舞い切り式火起こし器を使った火起こし体験の様子
所要時間:40分程度
参加費:無料
対象・年齢:考古博物館をご見学いただいた小学生以上の方
小学3年生以下の方は保護者の同伴が必要です。(未就学児の体験は応相談)
体験内容:古代の火起こしに関する簡単な説明の後、火起こし器(舞い切り式)を使って古代の火起こしを体験していただきます。まずは頑張って火種を作り、大きな火種が作れるようになったら、着火に挑戦します。
勾玉(まがたま)の歴史について簡単な学習をしていただいた後、石材(滑石(かっせき))を素材とした勾玉作りを体験します。団体での体験も可能です(最大65名)。
勾玉作り体験の様子と勾玉の制作例
対象・年齢:考古博物館をご見学いただいた小学生以上の方
小学3年生以下の方は保護者の同伴が必要です。(未就学児は応相談)
体験内容:勾玉の歴史について簡単な学習をしていただいた後、滑石を素材とした勾玉つくりを体験していただきます。石材を水に浸しながら耐水ペーパー(紙やすり)で削り、磨いて丸い勾玉の形を作ります。最後にクリームクレンザーなどで磨き上げて、ツヤのある美しい勾玉に仕上げます。
石材のおおよその大きさは縦3cm×横2cm×厚さ1cmです。
作業に水を使用しますので、多少水に濡れてもよい服装でご参加ください。
トンボ玉についての簡単な説明の後、巻き取り式でのトンボ玉作りを体験します。
巻き取り技法によるトンボ玉作りの様子とトンボ玉の制作例
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制作するトンボ玉の模様は3種類よりお選びいただけます。
所要時間:60分程度
ただし、体験人数・作成個数によって若干変動します。
参加費:1個500円(お一人につき3個まで作成できます)
2020年4月より価格が改定になりました。
材料のガラス棒は、風土記の丘研修センターにてお選びいただきます。
対象・年齢:考古博物館をご見学いただいた小学生以上の方
小学生3年生以下の方は保護者の同伴が必要です。(未就学児は危険が伴うため体験できません)
体験内容:トンボ玉について簡単な学習をしていただいた後、バーナーで熔かしたガラス棒を巻き付ける「巻き付け技法」で模様の入ったトンボ玉作りを体験していただきます。作成したトンボ玉は40分程度冷却した後、袋に入れてお持ち帰りいただきます。
参加上の注意:体験では高温で熔けたガラスを取り扱います。短パンやミニスカート、サンダルなど素肌を広く露出する服装や、熱に弱い化繊衣類の服装は、やけどの恐れがありますのでご遠慮ください。
当館ならではの本格的な青銅器作りを体験できます。弥生時代や古墳時代の青銅鏡3種類のうちいずれかをお選びいただき、鋳型作りから鋳込み、研磨作業までの工程を体験していただきます。
埋蔵文化財等、専門家による研究目的での製作体験は別途ご相談ください。
低温により鋳込みが失敗してしまう可能性が高いため、12月~3月の間は体験を休止させていただきます。体験希望者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。
鋳込み作業と研磨作業の様子
完成した青銅鏡(海獣葡萄鏡)の背面と鏡面
所要時間:6時間~
開催時間:午前10時~午後4時頃(お昼休みを含みます)
参加費:7,000~18,000円
物価の高騰に伴い、2024年7月より下記の通り価格を改定いたします。詳しくは、当館までお問い合わせください。
参加費:8,000~20,000円
参加費(材料費)は制作する青銅鏡によって異なります。詳しくは風土記の丘研修センターまでお問い合わせください。研磨作業で使用する耐水ペーパー(紙やすり)は、考古博物館をご見学の際に、受付にて購入していただきます。
対象・年齢:考古博物館をご見学いただいた小学5年生以上の方
小・中学生の方は保護者の同伴が必要です。
体験内容:青銅や青銅器の歴史について簡単な学習をしていただいた後、青銅器作りの一連の工程を見学・体験していただきます。ガス硬化砂で鋳型を作成していただき、鋳型に職員が炉で溶かした青銅を流し込む様子を見学していただきます(鋳込みは作業に大変な危険を伴うため、職員の作業を見学していただきます)。鋳型が十分に冷めたところで鋳型から青銅鏡を取り出し、職員が成形と初期研磨を行った後、耐水ペーパー(紙やすり)などを使って鏡面を磨き上げ美しく輝く青銅鏡に仕上げていただきます。
以下の3種類より制作する青銅鏡をお選びいただきます。
前漢の時代に作られた中国鏡。 |
中国の唐の時代に盛行した鏡。 |
盤龍鏡
(ばんりゅうきょう)
大きさ(直径):約14cm
参加費(材料費):18,000円
亀甲塚(かめのこうづか)古墳(山梨県笛吹市御坂町)出土品がモデルの青銅鏡です。
鮮明に鋳出された龍と虎の図像は特に5世紀に多く見られるものとされています。
風土記の丘研修センターまでの経路は地図(GoogleMap)をご参照ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
〒400-1507
山梨県甲府市下向山町1271
TEL:055-266-5286
FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌平日)
その他に臨時に開館・休館する日がございます。詳しくは、休館日のご案内をご覧ください。
お問い合せは
風土記の丘研修センター
住所:〒400-1507
甲府市下向山町1271
電話番号:055(266)5286
ファックス番号:055(266)5287