富士北稜高校で、ブルボンヌさんによる特別講演会「ジェンダー と多様な性～ 男らしさ ､女らしさより､自分らしさの時代～」を開催しました。(令和5年3月9日）

　令和5年3月9日、富士北稜高校で、1年生190名を対象に、「多様なものの考え方を受け入れられる生徒になってほしい」との願いのもと、昨年11月に開催された信玄公祭りにも参加され、女装パフォーマーやライターとしてご活躍のブルボンヌさんをお招きし、「ジェンダーと多様な性～男らしさ､女らしさより､自分らしさの時代～」をテーマに特別講演会を開催しました。

　講演会の目的は､人種､国籍､性別､年齢､障害の有無､社会経済的ステータス､性的指向､宗教､階級､政治的信条などの違いを受け入れ､互いの個性を認め活かし合おうとする考え方や姿勢を学ぶ機会とするために実施しました。

　生徒達からは「今回の講演を聞くまでは『ジェンダー』のことを深く知らず、女子は女子、男子は男子が当たり前だと思っていたし、恋をするのも異性が普通だと決めつけていました｡」、「『ジェンダー』や『LGBTQ＋』という言葉を知り、心と体の性が一致している人、異性を好きになる人が、全員そうそうではないことを知りました｡｣、｢『女らしさ』の考え方や『LGBTQ＋』の考え方は特別だという考え方がまだあったんだと感じました｡」、「『男は男、女は女』でないと普通ではないと見られ、自分のやりたいことを制限されるのは寂しいことに共感しました｡｣、｢ブルボンヌさんは性別で『LGBTQ＋』なことは個性として、自分らしさや自分のやりたいことを大切にしていて凄いと思いました｡｣、｢性別が違うだけで男性がメイクするのは間違い、女性がネクタイをするのは間違いなど、常識として捉えられずに好きなことができない社会から個性を重視できる社会になっていくことが大切だと思いました｡｣、｢私は、周りを気にせず、”自分らしさ”を大切にしたいです｡｣、｢”ありのままの自分でいいよ”という言葉にすごく救われました。外見も中身も自信を持てるところはないけれど、ブルボンヌさんのように誰かを救える人になりたいです｡」、「今回の講話を聞いて、自分の長所を探してみようと思いました｡」といった感想が聞かれました。

　ブルボンヌさん、ありがとうございました。

【問い合わせ先】
富士北稜高校　0555-22-4161