笛吹高校果樹園芸科2年生が「農家派遣実習」を実施（令和4年5月25～27日）

　令和4年5月25日～27日、笛吹高校果樹園芸科２学年生徒全員を対象に「農家派遣実習」（現場実習）を行いました。
果樹園芸科は昭和23年前身校に設置されて以来70年余にわたり、地域に多数の農業後継者や中堅的な技術者を輩出してきました。
しかし、近年、入学する生徒たちは、農業生産現場や農家生活体験のない生徒も多くなっています。
そのため、平成14年より地域の先進農家へ生徒を派遣し、日頃の学科における専門学習で得た知識・技術を、実際の現場で検証、深化させると共に、農家・非農家を問わずこの地域に生きる者として、地域農業の実情を知り、果樹栽培に対する興味・関心を深める機会とすることを目的として、この農家派遣実習（現場実習）を行っており、今年20年目になります。
主に峡東地域の先進的な果樹栽培農家に生徒を派遣し、各経営者の御指導の下、３日間学校を離れて実習に取り組み、専門学習を深めるというものです。
実習を終えた生徒たちからは、「一日中立ちっぱなしで大変だったけど、技能が向上した」、「農家の皆さんが親切に教えてくれた」、「３日間充実していて農家の実際の仕事を学べた」等の声が聴かれました。
生徒を受け入れ、ご指導いただきました農家の皆さまに、感謝申し上げます。

【問い合わせ先】
笛吹高校　055ｰ262ｰ2135