トップ > 県教育委員会トップページ > フォトニュース > 農林高校農業用ドローン実演会
ページID:105411更新日:2022年7月26日
ここから本文です。
これまで農業といえば、長年の経験や勘などを頼りに、栽培から収穫までの作業を行っていくイメージが強く、素人が就農するにはハードルの高い産業であると感じている方も多いと思います。
現在、経験や勘を頼りにおこなう農業からの脱却、身体的にきつい姿勢での作業の緩和、熟練の技をAIで分析、作業の効率・適正化を図ることや、新規就農者へのハードルも下げることを期待されているスマート農業が注目されています。
農業用ドローンもその一つです。農業用ドローンは農薬・肥料を散布したり、カメラを搭載し作物の生育状況をセンシングしたりすることなどで活躍しています。
今回、実際に農薬散布用ドローンの飛行を見学し、農林高校システム園芸科の1~3年生に、最先端のスマート農業の一端と農業分野での先進技術の活用について学んでもらうことを目的に実演会をおこないました。
今回使用したドローンは、株式会社NTTe-DroneTechnology社製のAC101で、タンクには農薬でなく水を入れ、実際に水田で飛行させました。
操縦者は株式会社 WorldLink & Companyの西村充陽様で、ドローンの仕組みや操作についての説明、実演をしていただきました。
生徒たちは、これまで動力噴霧器等を使っていた農薬散布に比べ、自動運転モード等の活用により格段に早く散布できることに驚き、スマート農業への関心が一層高まったようでした。
講師の西村様、どうもありがとうございました。
【問い合わせ先】
農林高校:055ー276ー2611