ページID:1648更新日:2022年4月1日
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山梨、八代、巨摩、都留の4つの郡からなる甲斐の国は、明治4年11月、廃藩置県で「山梨県」となりました。「やまなし」の由来は、くだもののヤマナシがたくさんとれたから、山をならして平地にした「山ならし」からきているなどたくさんの説があります。
周囲は富士山と武田菱でうるわしい郷土を象徴しており、中の は、3つの人文字で山梨の山を形どり、和と協力を表現しています。(昭和41年10月1日告示)
優雅なぶどう色を地に用い、中のは、県民の和と協力、囲りの富士山は清廉、潔白、純粋性を表しています。曲線化した富士山は流動感を表し、県民の限りない向上を願ったものです。(昭和41年12月告示)
令和3年11月20日に山梨県誕生150年の節目を迎えるにあたり、ふるさと山梨への思いを共有していただく契機となるよう、親しみやすく、様々な場面で気軽に活用できる県のロゴマークを作成しました。四角錐にデフォルメした富士山の中に、右側には新緑の山々をデザインし、左側には県土を流れる清流と、ぶどうの紫色を入れ、自然豊かな山紫水明の山梨を表現しています。(令和2年11月作成)
※ロゴには他に漢字・ひらがなのパターンがあります。
春を告げる鳥として、昔からみんなに愛され親しまれています。里にも奥山にも生息し、他の鳥のひなを育てるというやさしい習慣をもっています。このことから、「明朗と慈愛」を表しています。(昭和39年6月制定)
4月から5月にかけて、富士の裾野を彩ります。木はあまり大きくならず、花びらも小型で下むき加減に開きます。きびしい富士の風雪に耐えて、つつましやかに咲く花は、「和と忍耐」を表しています。(昭和29年制定)
日本特産の特別天然記念物に指定されており、本県では、南アルプス、奥秩父、富士山、三ッ峠などの山岳地帯に生息します。高山のきびしい自然に耐えて生きていることから「忍耐・努力」を表しています。(昭和39年6月制定)
一般的には、葉は緑色で、秋、霜をうけて美しく紅葉します。本県の山などを美しく彩るそのさまは、「山々の男ぶり見よ甲斐の秋(虚子)」などと詠まれています。(昭和41年9月制定)