定例会議開催概要(R050426)

開催の日

令和5年4月26日（水曜日）

開催の場所

山梨県公安委員会室

議題・報告事項の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。

議題事項

運転免許の事後取消について

運転免許課長から、運転免許の事後取消1件について説明があり、原案どおり決裁された。

意見の聴取・聴聞について

運転免許課長から、運転免許の取消処分6件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。

中央自動車道における橋梁床版取替工事に伴う交通規制の新規指定について

高速道路交通警察隊長から、「令和5年5月15日から令和6年7月17日までの期間を3回に分け、中央自動車道韮崎インターチェンジから須玉インターチェンジまでの間における本線橋梁床版取替工事を実施することに伴い、対面通行を行う必要があるため、山梨県公安委員会が行う交通規制の新規指定を行いたい。新規指定は、本線上における追越し禁止及び連絡路における最高速度の指定で、追越し禁止の指定4区間、最高速度の指定2区間の合計6区間である。なお、本件交通規制の指定の告示は、令和5年5月下旬に山梨県公報に登載したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。

報告事項

令和5年春の勲章伝達式の開催について

首席監察官から、「勲章伝達式は、5月9日（火曜日）午後2時から警察本部において実施する。出席者は受章者、来賓として県公安委員会委員長及び県警察幹部である。受章者は、第40回危険業務従事者叙勲受章者15人であり、警察本部長から勲章を伝達する。本年度は、新型コロナウイルス感染症への感染防止対策を徹底した上で、希望があれば夫婦での出席も可能とした。」旨の報告があった。

春の連休時における山岳遭難防止対策の実施について

生活安全部長から、「春の連休時における過去3年間の山岳遭難発生状況について、昨年の山岳遭難は、過去最多となった令和元年の165件に迫る155件発生し、本年も4月21日現在で前年同期比＋4件となっている。新型コロナウイルス感染症の縮小に伴う人流の活発化に加え、本格的な登山シーズンの幕開けとなる春の連休を迎えることから、山岳遭難防止対策を実施するものである。過去3年間の春の連休時における遭難の特徴を見ると、発生件数は、令和2年及び3年が4件、令和4年が5件となっている。山系別では、南アルプス山系と秩父山系が全体の約8割を占め、態様別では、滑落が4件と最も多く、次いで道迷い及び転倒がそれぞれ2件となっている。遭難者の居住地別では、2人の外国人を含む7割が県外者である。年齢別では、50歳以上の方が約7割を占めている一方、20代も2割を超えるなど、幅広い年齢層となっている。山岳遭難防止対策については、対策期間を4月29日（土曜日）から5月7日（日曜日）までの9日間とし、主な取組として、過去の山岳遭難発生状況の分析結果に基づき、滑落や道迷い等の発生地点を重点に登山道パトロールを行う。また、登山口や駅頭における登山指導の実施、登山届の提出確認、山域等に見合った装備品の携行指導を実施する。このほか、山岳遭難発生状況や山域内の危険箇所について、県警ホームページ、ツイッター、登山ガイドと連携したウェブサイトへの投稿等、多角的な情報発信を行う。」旨の報告があった。

第20回統一地方選挙違反取締りの実施状況等について

刑事部長から、第20回統一地方選挙違反取締りの実施状況及び取締本部を継続し、引き続き違反情報の収集等を行っていく旨の報告があった。

その他

本部長から、「ゴールデンウィークを迎えるが、同期間中は、山岳遭難をはじめとした各種事案への即応体制を維持しつつ、職員の休養についても十分配意してまいりたい。」旨の発言があった。

委員から、「ゴールデンウィークにおいては、新型コロナウイルスにより様々な制限を受けてきた国民の鬱積した感情が解放され、人流が急激に加速されることが予想される。そうなると事故や犯罪等、いろいろな面で事案が増加することが想定されるので、警察としての責務を果たすべく、適切な対応をお願いしたい。」旨の発言があった。

委員から、「統一地方選挙が終了したが、最近では悪質な違反等の事案もなく、選挙に対する候補者や住民の遵法意識が向上していると感じている。引き続き適正な対応をお願いしたい。」旨の発言があった。

委員から、「今回のゴールデンウィークは、長ければ9連休というものであり、相当の人出が予想される。連休中においても、警察業務は継続していかなければならない。職員の皆さんには負担もあると思うが、しっかりと対応していただけるようお願いしたい。」旨の発言があった。