ここから本文です。
令和6年1月24日(水曜日)
山梨県公安委員会室
警備部長から、「福島第一原子力発電所の警戒警備に従事するため、福島県公安委員会から警察法第60条第1項の規定に基づく援助要求がなされたことから、警備部機動隊員を福島県警察に派遣したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。
総務室次長から、令和5年3月27日付けで受理した福岡県北九州市在住の男性からの申出に対する回答案について説明があり、原案どおり決裁された。
警務部参事官から、令和6年度組織改正に伴う所属新設に係る山梨県知事との協議について説明があり、原案どおり決裁された。
監察課監察官から、「令和5年5月25日付けで、富士河口湖町在住の男性から申立てのあった運転免許取消処分の取消しに関する審査請求について、審査の結果、本件審査請求を棄却することとして裁決したい。」旨の説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課長から、運転免許の取消処分9件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。
警務部長から、令和6年度組織改正(案)の概要について報告があった。
首席監察官から、「令和5年度永年勤続職員及び優秀・優良警察職員表彰式については、令和6年2月2日(金曜日)に、山梨県立文学館において開催する。」旨の報告があった。
生活安全部長から、令和5年中における電話詐欺の認知件数は65件(前年同期比-12件)、被害金額は1億3,265万円(同-1,219万円)、不審電話件数は1,080件(同+113件)、未然防止件数89件(同+22件)、未然防止額2,835万円(同-4,672万円)となっていることのほか、子供・女性対象事案の状況等に関して報告があった。
刑事部長から令和5年中における刑法犯の認知件数は3,365件(前年同期比+475件)、検挙件数は1,550件(同+272件)、検挙率は46.1%(同+1.9ポイント)となっていることのほか、重要犯罪、電話詐欺、窃盗の状況等に関して報告があった。
交通部長から、令和5年中における交通事故の発生件数は2,112件(前年同期比+93件)、死者数は29人(同+4人)、負傷者数は2,595人(同+79人)、うち重傷者数259人(同+9人)となっていることのほか、主たる事故態様別発生状況等に関して報告があった。
本部長から、「本日、令和5年中の統計に関して報告したが、刑法犯認知件数や交通事故発生件数は、前年より増加しているものの、コロナ禍前の令和元年に比べると少ない状況である。これは、令和5年の前半まで新型コロナによる行動制限の影響が残っていたことも要因として考えられるが、その影響を年初から受けない本年は、各種対策の成果が問われる年となることから、しっかりと取り組んでまいりたい。電話詐欺については、不審電話件数が増加する中で、認知件数を減少させることができている。引き続き電話詐欺抑止装置の普及を促進するとともに、金融機関、コンビニエンスストア等の協力を得ながら対策を強化してまいりたい。」旨の発言があった。
委員から、「令和6年度組織改正については、今後の犯罪情勢を予測し、先見的な視点をもって検討されたものと感じる。新たな態様の犯罪に対する戦略的な取組をさらに推進していただきたい。」旨の発言があった。
委員から、「令和6年度組織改正について、時代の急速な進化により犯罪の態様も複雑・多様化している。犯罪情勢の変化をしっかりと捉え、十分な体制を確立していただきたい。」旨の発言があった。
委員から、「犯罪抑止総合対策について、電話詐欺の未然防止件数の増加には、コンビニエンスストアの協力によるところが大きいとのことであり、アルバイト従業員にも被害防止対策が浸透している様子がうかがえる。感謝状の贈呈や広報等により、さらなる協力の拡大につなげていただきたい。」旨の発言があった。
お問い合わせ