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令和6年11月20日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
運転免許課から、運転免許の取消処分9件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。
首席監察官から、令和6年秋の勲章伝達式について、日時及び場所、出席者等に関する報告があった。
生活安全部長から、果実の窃盗被害防止に向けた警戒活動の実施結果について、被害状況及び被害防止対策の実施状況に関する報告があった。
生活安全部長から、令和6年10月末における電話詐欺の認知件数は57件(前年同期比+7件)、被害金額は1億4,269万円(同+5,459万円)、不審電話件数は1,799件(同+825件)、未然防止件数は68件(同+3件)、未然防止金額は1,786万円(同-93万円)となっていることのほか、子供・女性対象事案の状況等に関して報告があった。
刑事部長から、令和6年10月末における刑法犯の認知件数は2,884件(前年同期比+144件)、検挙件数は1,101件(同-230件)、検挙率は38.2%(同-10.4ポイント)となっていることのほか、重要犯罪、窃盗の状況等に関して報告があった。
交通部長から、令和6年10月末における人身事故の発生件数は1,598件(前年同期比-57件)、死者数は19人(同-3人)、負傷者数は1,942人(同-74人)、うち重傷者数170人(同-42人)となっていることのほか、交通事故抑止対策に関して報告があった。
本部長から、「全国警察本部長会議において、警察庁長官から、首都圏で発生しているいわゆる闇バイトによるものとみられる連続強盗事件について、首謀者の早期逮捕に努めるとともに、募集に応募して犯罪に加担しようとする人からの警察への相談に対しては、適切に受け付け、保護する対応を的確に取るよう指示があった。その他、匿名・流動型犯罪グループによる犯罪、電話詐欺、SNS型投資・ロマンス詐欺、金属盗対策、能登半島地震等における災害対応及び優れた人材の確保などに関する指示のほか、本部長による的確な業務管理及び自己規律の保持と幹部職員との意思疎通について指示があった。各指示事項等について適切に対応していく。」旨の発言があった。
委員から、「果実の窃盗被害防止に向けた警戒活動の実施結果について、前年度より被害件数が減少していることは、官民一体となった被害防止対策により一定の成果につながったと感じている。今後も被害が発生しないよう、引き続き対策をお願いしたい。SNS型投資・ロマンス詐欺については、被害が拡大しているので、被害防止のため、引き続き首謀者の捜査に力を入れてほしい。」旨の発言があった。
委員から、「果実の窃盗被害防止に向けた警戒活動の実施結果について、被害防止対策により一定の成果が出ている。今年度の取組等について関係機関等と意見交換し、来年度以降、一層の被害防止につながるよう努めてほしい。」旨の発言があった。
委員から、「果実の窃盗被害防止に向けた警戒活動の実施結果について、県警と生産者や関係機関との連携により一定の成果を挙げている。電話詐欺の被害防止対策について、不審電話の件数が大幅に増加しており、その要因として音声ガイダンスを用いた一方的な電話が挙げられる。被害を防止するため、啓蒙・啓発活動に努めてほしい。」旨の発言があった。
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