ここから本文です。
令和6年12月04日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
運転免許課から、運転免許の取消処分7件に係る意見の聴取について説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、指定自動車教習所に対する行政処分の実施について説明があり、原案どおり決裁された。
刑事部長から、太陽光発電施設を対象とした銅線窃盗7事件の解決について、事件概要、被疑者等に関する報告があった。
刑事部長から、令和6年度山梨県警察現場鑑識競技会の開催について、目的、日時及び場所等に関する報告があった。
南甲府警察署長から、全署員を対象とした警察力強化対策の推進について、戦略的な採用募集活動及び全署員を対象とした教養・訓練に関する報告があった。
上野原警察署長から、犯罪抑止・山岳遭難防止対策の推進について、住民に対する防犯情報等の発信、管内事業所と連携した防犯対策等に関する報告があった。
本部長から、「12月県議会が開会した。県警察に対する県議会議員からの質問が予定されており、適切に対応する。」旨の発言があった。
委員から、「太陽光発電施設を対象とした銅線窃盗7事件を解決したことについて感謝したい。今後、さらに買取業者と連携するなどし、犯人グループの検挙に努めてほしい。南甲府警察署の全署員を対象とした警察力強化対策の推進について、署員に対する訓練や教育は非常に大事だと考えている。誇りと使命感を持って業務を推進できる警察官の育成に努めてほしい。上野原警察署の犯罪抑止・山岳遭難防止対策の推進について、詐欺被害防止のため、地元ケーブルテレビと連携した防犯情報の提供に継続して努めてほしい。」旨の発言があった。
委員から、「南甲府警察署の全署員を対象とした警察力強化対策の推進について、きめ細やかに実施している点は評価できる。また、署を訪問した際、署員の活気や明るい雰囲気を目の当たりにし、成果が期待できると感じた。引き続き、この取組を継続してほしい。上野原警察署の犯罪抑止・山岳遭難防止対策の推進について、対策は警察だけでは限界があるので、管内事業所との連携による山岳遭難救助対策協議会を設立したことは大変意義があることなので、同協議会の活動を有効に機能させながら登山者の遭難事故防止対策に努めてほしい。」旨の発言があった。
委員から、「太陽光発電施設を対象とした銅線窃盗7事件の解決について、労働人口が減少し、外国人労働者に依存する状況が見られる中で、今後も技能実習生として来日した者が勤務先から離脱し、集団化して犯罪に走ることが憂慮される。南甲府警察署の全署員を対象とした警察力強化対策の推進について、教養・訓練を推進する上で、引き続き風通しの良い職場環境作りに努めてほしい。」旨の発言があった。
お問い合わせ