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令和7年2月19日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
総務課から、「本県警察職員の職務執行に関し、警察法第79条に基づく公安委員会宛ての苦情の申出があったので受理したい。」旨の説明があり、決裁された。
運転免許課から、運転免許の取消処分9件に係る意見の聴取・聴聞について説明があり、原案どおり決裁された。
総務室長から、令和7年1月中における広聴事案の取扱状況について、感謝5件を受理した旨の報告があった。
生活安全部長から、令和7年1月末における電話詐欺の認知件数は1件(前年同期比-4件)、被害金額は540万円(同+52万円)、SNS型投資・ロマンス詐欺の認知件数は3件(同+3件)、被害金額は5,178万円(同+5,178万円)となっていることのほか、犯罪抑止対策等に関して報告があった。
刑事部長から、令和7年1月末における刑法犯の認知件数は260件(前年同期比-16件)、検挙件数は105件(同-16件)、検挙率は40.4%(同-3.4ポイント)となっていることのほか、重要犯罪等に関して報告があった。
交通部長から、令和7年1月末における人身事故の発生件数は148件(前年同期比+15件)、死者数は1人(同-1人)、負傷者数は170人(同+22人)、うち重傷者数12人(同-5人)となっていることのほか、交通事故抑止対策に関して報告があった。
本部長から、各治安指標の報告について、「刑法犯認知件数が減少しており、特に、電話詐欺が減少していることは各種対策の成果が出ているものと考えている。一方でSNS型投資・ロマンス詐欺は、増加傾向にある。手口を具体的に周知するなどして、県民の防犯意識と防御力の向上を図る。また、飲酒運転抑止対策は、飲酒検問や取締りを県民に周知し、抑止効果の向上に努めていく。」旨の発言があった。
委員から、交通事故抑止対策の推進状況について、「飲酒検問の強化が住民へも浸透しているので、今後も飲酒検問や取締りを継続的に実施してほしい。」旨の発言があった。
委員から、SNS型投資・ロマンス詐欺について、「犯罪の傾向等を分析した上で、県民に広く周知する施策を考えて被害防止に努めてほしい。」、交通事故抑止対策の推進状況について、「飲酒運転対策などで、事業所への働きかけ等新しいことにも取り組んでいるので、今後も継続してもらいたい。」旨の発言があった。
委員から、匿名・流動型犯罪グループによる組織的な犯罪について質疑があり、刑事部長が回答した。
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