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令和7年3月19日(水曜日)
山梨県公安委員会室
議事の概要は、次のとおりであり、それぞれ審議した。
刑事企画課から、逮捕状等、没収保全、通信傍受令状等の請求権者の指定と通知について説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、行政手続法に基づく審査基準・処分基準の改定について説明があり、原案どおり決裁された。
運転免許課から、運転免許の取消処分10件に係る意見の聴取について説明があり、原案どおり決裁された。
総務室長から、令和7年2月中における広聴事案の取扱状況について、感謝2件、苦情1件を受理し、首席監察官から苦情1件を処理した旨の報告があった。
生活安全部長から、令和7年2月末における電話詐欺の認知件数は7件(前年同期比-3件)、被害金額は3,846万円(同+2,234万円)、SNS型投資詐欺の認知件数は1件(同+1件)、被害金額は3,528万円(同+3,528万円)、SNS型ロマンス詐欺の認知件数は5件(同+5件)、被害金額は6,378万円(同+6,378万円)となっていることのほか、犯罪抑止対策等に関して報告があった。
刑事部長から、令和7年2月末における刑法犯の認知件数は494件(前年同期比-17件)、検挙件数は226件(同+23件)、検挙率は45.7%(同+6.0ポイント)となっていることのほか、重要犯罪等に関して報告があった。
交通部長から、令和7年2月末における人身事故の発生件数は285件(前年同期比-4件)、死者数は1人(同-1人)、負傷者数は320人(同-6人)、うち重傷者数25人(同-2人)となっていることのほか、交通事故抑止対策に関して報告があった。
本部長から、「電話詐欺の被害と飲酒運転事故の件数に減少がみられない。新しいアイデアを考え対策していく必要がある。後任の本部長にも本県の課題をしっかり引き継いでいく。」旨の発言があった。
委員から、「現体制における1年間の各種取組に感謝したい。企業との連携による犯罪抑止対策は良いこと。社会貢献を希望する企業も多くあるので、そうした企業等との連携を更に進めてほしい。」旨の発言があった。
委員から、「現体制における1年間の各種取組に感謝したい。電話詐欺が新たな手法で発生していることや飲酒運転事故が減らないことは新年度に向けた課題だと思う。迷惑防止機能付きの電話機は比較的安価であることから普及することで電話詐欺対策につながってほしい。また、巡回連絡による抑止対策は高齢者の安全安心につながるので一層推進してほしい。」旨の発言があった。
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