現状と対策(キャッシュカード詐欺盗)
令和4年中の発生状況
認知件数と被害額(暫定値)
- 認知件数 24件(前年比+19件)
- 被害総額 約2,799万円(前年比約+2,267万円)
最近の騙しの手口
- 犯人は、市町村職員や金融機関職員を装って「健康保険料の払い戻しがあります。」「振込したいがキャッシュカードは手元にありますか?」などと被害者のキャッシュカードを確認してきます。
- 犯人は、「このキャッシュカードは古くて使えない。新しいカードと交換する必要がある。」「職員が近くにいるので、これから手続きに伺う」などと被害者の自宅を訪れ、「古いカードをこの封筒に入れて保管しましょう。封筒に印鑑をお願いします。」などと印鑑を求め、被害者が離れた隙にキャッシュカードをポイントカードなどとすり替え、盗み取ります。
被害を防犯するための対策
電話詐欺グループの多くが、電話番号を表示させない「非通知」でアポ電(予兆電話)をかけてきています。非通知や知らない電話番号からの電話には注意し、電話の相手が市町村職員や金融機関職員などを名乗ったとしても、「お金」「キャッシュカード」に関する話であれば詐欺を疑ってください。
また、「暗証番号」は第三者に教えないようにしましょう。仮に、キャッシュカードをだまし取られる被害に遭ったとしても、「暗証番号」を伝えていなければ現金を取られる被害には遭いませんし、ATM利用限度額を低く設定することで、被害を少なくすることができます。
不審な電話がかかってきたら
・電話を切って、すぐに110番通報を!
・ご家族や警察に相談を!