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更新日:2024年6月24日

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サイバー空間の脅威に対する対策の推進

1ィッシング詐欺とは

在する金融機関やクレジットカード会社、ショッピングサイトなどを装った偽の電子メールやSMSを送信し、これらのホームページとそっくりの偽サイトに誘導して、IDやパスワード等の重要情報を入力させて詐取する行為のことです。
最近では、フィッシングにより不正に入手したIDやパスワード等の重要情報を使い、インターネットバンキングに不正アクセスして預貯金を不正に送金する事案が増加しています。

不正アクセス

2フィッシング詐欺の手口

電子メールやSMSでフィッシングサイトに誘導し重要情報を詐取

実在する金融機関やクレジットカード会社を騙り「お知らせ」や「セキュリティ対策の強化」等と称したフィッシングメールを送信し、このメールに添付されたURLをクリックさせて本物とそっくりな偽サイトに利用者を誘導します。

インターネットバンキングの不正送金

金融機関を騙る場合は、インターネットバンキングの偽のログイン画面に誘導し、IDやパスワード等の重要情報を入力させます。入力された重要情報を基にインターネットバンキングに不正アクセスして預貯金を不正に送金します。

クレジットカード不正利用

クレジットカード会社を騙る場合は、カード番号やセキュリティコードなどの入力を求め、入力された情報を盗み取り、クレジットカードを不正に利用します。

3被害防止対策

電子メールやSMSに記載されているリンクはクリックしない

ランサムウェアフィッシング詐欺被害のほとんどは、メールに添付(リンク)されたURLから偽サイトに誘導され、IDやパスワードを入力したことによるものです。不審なメールに添付されたURLからは、絶対にアクセスをしないでください。

また、金融機関はメールでIDパスワード等の重要情報の入力は求めません

パソコンやスマートフォンを安全に保つ

OSやアプリ等のアップデートを行い端末の安全を保ってください。

携帯電話会社などが提供するセキュリティ設定を活用する

メッセージブロック機能などを活用し、フィッシングメールや不審メールが届きづらい設定にしましょう。

IDやパスワードを使い回さない

使い回しによって、利用している全てのサービスが乗っ取られる可能性があります。利用するサービスごとに異なるIDやパスワードを設定しましょう。

電子メールやSMSの内容を鵜呑みにしない

金融機関などの名前で送信されてきた電子メールの中で、通常とは異なる手順を求められた場合は、必ず金融機関に確認をしてください。確認する時は、電子メールに記載された電話番号ではなく、必ず正規のウェブサイトや金融機関からの郵便物などで連絡先の電話番号を調べてから電話をかけて下さい。

公式サイトや公式アプリからアクセスする

ID・パスワードなどを入力するウェブページにアクセスする場合は、正規のURLを保存したブックマークや公式アプリからアクセスしましょう。

また、アプリを使用する場合は、公式サイトからダウンロードしたものを使用しましょう。

 

お問い合わせ先

県警察本部サイバー犯罪対策課TEL055-221-0110(代)