夏期における水難・山岳遭難の防止
水難事故防止
例年、夏期には、湖沼、河川、溜め池や用水路などにおいて水の事故が発生し、尊い命が失われています。
特に、この時期は、梅雨の長雨や集中豪雨等で河川が増水し被害に遭うケースもあり、川の近くでキャンプをする場合には、天候や周囲の状況を把握して水の事故に遭わないように注意してください。
水の事故から子ども達を守るために
- 立ち入り禁止場所へは入らない。
- 安全な場所で水泳や水遊びなどをさせるときも、必ず保護者などが付き添い監視する。
- 体調が悪いときや、危険区域の指定(警告)がされているところでは絶対に泳がせない。
山岳遭難防止
例年、夏山シーズン(7月~8月)には多数の山岳遭難が発生していますが、山岳遭難の原因は、転倒、滑落、道迷い、疲労など、自己の登山技術や知識・体力の過信、無理な計画によるものがほとんどです。
遭難に遭わない(起こさない)ため、次のことに注意してください。
- 体力・技術にあった山を選定し、経験のあるリーダーを中心に余裕のある計画のもとに行動する。
- 登山計画書(登山届)を作成し、所属山岳会、職場、学校、警察などに提出するとともに、家族や知人などにも行動予定を知らせておく。
※登山される際は、インターネット登山届登録システム「コンパス」への登録をお願いします。
- 行動は、「早立ち・早着き」を原則とする。
- 体調不良や天候が崩れたときは、無理な行動を避け、山小屋などへ避難するか引き返す勇気を持つ。
- 装備品(雨具・ヘッドライト等の照明具・携帯電話の予備バッテリー等)や非常食(携帯食・飲料水等)を必ず携行する。
- 単独登山は慎む。
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お問い合わせ先
県警察本部地域課TEL055-221-0110(代)
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