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ダメ!ゼッタイ!を合言葉に
医薬品を医療目的以外に使用すること、又は医療目的にない薬物を不正に使用することをいいます。精神に影響を及ぼす物質の中で、習慣性があり、乱用され、又は乱されるおそれのある薬物として、覚せい剤、大麻、MDMA、コカイン、ヘロイン、向精神薬、シンナー等があり、これらの取り扱いが法令により禁止又は制限されています。
A:薬物を所持・使用することは法律で厳しく禁止されている
正しい知識をもって薬物を近づけない
【覚せい剤取締法】
覚せい剤の所持・譲渡・譲受・使用などを取り締まる法律。10年以下、営利目的でこれらの行為行うと懲役最高15年の懲役。
【麻薬及び向精神薬取締法】
ヘロイン、コカイン、LSD、MDMAなどの所持・譲渡・譲受・使用などを取り締まる法律。7年以下の懲役。
【大麻取締法】
大麻の所持・譲渡・譲受などを取り締まる法律。5年以下の懲役、営利目的で輸入等した場合10年の懲役。
【毒物及び劇物取締法】
シンナー、トルエンなどの摂取、または吸入の目的での所持などを取り締まる法律。2年以下の懲役。
A:いわゆる「合法ドラッグ(脱法ドラッグ)」といっても、「法律で所持・使用が認められた薬物」という意味ではなく、その乱用者が犯罪を犯したり、重大な交通死亡事故を引き起こしたりする事案が後を絶たず、深刻な社会問題となりました。薬事法の指定薬物の包括指定の導入等によって、指定薬物数は大幅に増加し、規制の範囲が広がったことや、「合法ドラッグ(脱法ドラッグ)」という呼称が、その違法性、危険性について、あたかも合法であるかのような誤解を与えることもあることから、平成26年7月22日、「合法ドラッグ(脱法ドラッグ)」に代わる新たな呼称として、「危険ドラッグ」を使用することとしました。「危険ドラッグ」の多くが実際には違法薬物であり、これらの薬物は危険性の高い薬物です。
防ぐためには「ダメ!」と断る勇気をもたせる
違法薬物には、身体的な症状、精神の障害、人格の破壊、家庭の崩壊など、恐ろしい結果が待っています。いまや、万難を排して、薬物乱用を防がなければならない状況です。そのためには、次の二つが重要です。
インターネット・携帯電話の急速な普及により、情報の伝達は早く、青少年にも様々な危険があることを、家庭や学校、地域でも学習しておくことが必要です。山梨県警では、薬物乱用防止教室や薬物乱用防止広報車少年サポート号を利用しながらの防止活動をしております。県民一人ひとりの意識を高め、安全で安心な地域社会を築き上げられるようにしましょう。ダメ!ゼッタイ!を合言葉に
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