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今年の富士山への登山については、例年と違い通行予約システムなどが実施されています。
下記のサイトに掲載されている情報を確認の上、登山を行ってください。
夏山期間以外の富士登山については、猛烈な突風や吹雪に見舞われることが多く、気象条件が特に厳しく山岳遭難のリスクが極めて高く大変危険です。
富士山では、風速20メートル以上の風が吹くことも珍しくありません。冬の富士山は、アイスバーンは、アイゼンやピッケルが効かなくなることがあります。危険性が高いので、勇気ある撤退を!(夏山期間以外は、登山道は通行止めとなっています。)
しかしながら、毎年、夏山期間外における山岳遭難事故は数多く発生しており、死者、負傷者が出ております。遭難の原因は、気象などの情報不足、観光気分、十分な装備を持たない、無理な登山や過密スケジュールによる強行日程など様々です。
こうした遭難事故の防止や自然環境を保全するため、平成25年に「富士登山における安全確保のためのガイドライン」が制定され、夏山期間以外での富士登山では3つのルールが決められていますので、これらのルールを遵守するようにお願いします。
十分な知識やしっかりとした装備、計画を持たない登山者の登山は禁止されています。夏山期間以外は、特に気象条件が厳しく、救護所、トイレも閉鎖、携帯電話も通じにくいなど、安全確保が困難となります。
登山は自己責任です。しかし、万が一の遭難時の迅速な救助のため、登山する際には、行程、メンバー、装備、緊急連絡先などを記載した「登山計画書」を必ず作成、提出して下さい。なお、「登山計画書」を提出したからといって、登山道の通行を許可したことにはなりません。
五合目以上にある山小屋や公衆トイレは、夏山期間以外は閉所されています。
万全な準備をした登山者が登山を行う場合、自然環境保全のための携帯トイレを持参して下さい。
また、自らの排泄物は回収し必ず持ち帰って下さい。
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