応急手当の知識

ア骨折部を安静にする。

イ副木（添え木）を当てて、動かないように固定する。
身近にある板、ダンボール、新聞紙、週刊誌、傘などを利用する。
血行障害を起こすことがあるので、縛り具合をみる。

ウ副木がない場合、腕なら三角巾などで縛り、足なら健康な側の足に固定する。

ア性急に揉んだり、さすったりしない

イ患部を冷水または氷嚢で冷やし、包帯や三角巾で固定し安静にする。
手は吊り、足は柔らかい物の上に乗せて高くすると楽になる。

ア絶対に立ったりしない。

腹ばいになり、足の甲を出来るだけ地面等につけるようにし足先を伸ばす。

イ副子を使い、すねから足先まで固定する。

ア自分で元に戻そうとしないこと。

イ包帯や三角巾で動かさないように固定し、早めに医師の診察を受ける。

ア頭痛、吐き気、発熱、倦怠感などの初期症状があったら無理せずすぐに下山する。

イ水分を多めに摂る。

ア低体温症の原因には、低温、衣類の濡れ、風、疲労等が大きく関係するので、十分体を温め、雨風をしのげる場所へ避難する。

イシュラフやレスキューシートで身を包み、温かい飲み物や食べ物を摂る。