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ページID:5385更新日:2015年6月3日
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富士吉田試験園は標高の高い富士北麓に位置するという特性を活かし、亜高山帯林の 管理技術の確立など、自然保護に関する試験研究を行っています。また同時に、富士北麓 における林木育種事業、試験研究に伴う採種園、見本林、原種保存林、次代検定林、苗畑、実験林などの管理を行っています。このほかに富士北麓地方における森林・林業 に関する 技術相談、情報提供も行っています。
富士スバルラインは富士山の自然植生の中を通る道路として開設されましたが、この沿線に及ぼすインパクトを最小限に押さえ自然環境を保全することにより、来訪者がすばらしい自然環境をいつまでも堪能できることが求められています。そのための生態的復元や保全を目指す上で、スバルライン沿線の植生や林分構造が現在どのような状況にあって、どのような遷移過程 をたどるかを調査しておくことは今後の森林管理の上からも欠かすことができません。これらのことを明らかにした上で、富士山における生態的な修景緑化や森林管理・保全の方法の開発を目指しています。