ページID:52647更新日:2022年3月2日
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環境教育の果たす役割がますます重要になっていること、震災後、人々の間に大きな価値観や意識の変化が生じていること、本県の豊かな自然の恵みを再認識する必要があること、エネルギーの地産地消の実現を目指し、県民、事業者、行政等が一丸となって取り組んでいく必要があること、国が「環境教育等により環境保全の取り組みの促進に関する法律(環境教育等促進法)」や「環境保全活動、環境保全の意欲の増進及び環境教育並びに協働取組の推進に関する基本的な方針」の中で新たな考え方や制度を示していることなどを踏まえ、「やまなし環境教育等推進行動計画」を策定しました。
計画は、本県における環境教育を推進する上での基本的な考え方や各主体の役割、県の環境教育に関する施策の方向を明らかにし、県民や学校、民間団体、事業者が様々な環境保全活動を活発に展開できるよう、各主体の役割に応じ、様々な場における環境教育に関する具体的な取り組みを体系的に分かりやすく整理することにより、効果的な環境教育の実践に資するよう配慮しました。
やまなし環境教育等推進行動計画の概要(PDF:155KB)
日常生活や事業活動に起因する環境問題の拡大
東日本大震災後の価値観や意識の変化
本県の豊かな自然の恵みの再認識
エネルギーの地産地消の推進
⇒環境教育の果たす役割がますます重要に
法(環境教育推進法→環境教育等促進法)、基本方針の改正
⇒都道府県等による行動計画の作成が努力義務
環境教育を推進する上での基本的な考え方、各主体の役割と協働取組の方向性、県の施策の方向性を明示
様々な場における環境教育に関する具体的な取り組みを体系的にわかりやすく整理
⇒環境教育の積極的な推進や環境保全に関する実践活動の促進
環境教育等促進法(第8条)に基づく県の行動計画
地球温暖化対策条例(第21条)に基づく地球温暖化防止に関する教育・学習の指針
環境教育の目的「環境に関心を持ち、自らの責任と役割を理解し、自ら行動できる人材の育成」
環境保全のために求められる人間像
環境教育が育むべき能力
環境教育の内容として重視する点
1.人と環境との関わり、環境に関連する人間の生活や活動の在り方の両方を学ぶ
2.環境問題を公平な態度で客観的かつ多角的にとらえる
3.豊かな環境を大切に思う心、いのちを尊ぶ豊かな感性を育む
4.ライフステージに応じた環境教育に取り組む
5.ライフサイクルの視点で環境負荷をとらえる
6.環境教育の内容に地域の特色をいかす、地域を教材として学ぶ
1.家族で自然とふれあい、環境を大切にする心を育む
2.家庭で環境活動に取り組み、環境への関心を高め、理解を深める
3.地域の活動に参加する
Step1 身近な自然とふれあう
Step2 わが家のごみやエネルギーを調べる
Step3 暮らしの中でできることを考える
Step4 エコライフを実践する
Step5 地域に活動を広げる
1.段階的、継続的な指導計画を作成する
2.指導内容や指導方法を工夫する
3.家庭や地域社会、企業と連携する
Step1 身近な自然を体験する
Step2 環境問題について調べ、話し合う
Step3 エネルギー使用量などをチェックする
Step4 節水・節電など、できることから取り組む
1.事業活動による環境への負荷の低減に取り組む
2.地域社会や学校の環境教育への支援を行う
Step1 環境に配慮して事業活動を進める
Step2 従業員への環境教育を進める
Step3 地域や学校が行う環境教育を支援する
1.地域社会の環境について学習し、話し合う
2.地域社会で取り組みを実践する
3.家庭や学校、企業と連携する
4.ネットワークを形成する
Step1 地域の自然に目を向け、環境について考える
Step2 地域で連携して環境活動に取り組む
環境学習指導者派遣事業の実施
山梨環境科学カレッジ・カレッジ大学院の開催 等
ホームページを活用した環境学習の支援、小中学校の取り組み紹介、講演会等の情報提供
環境ライブラリーによるビデオやパネルの貸出 等
フォーラムや講演会の開催など様々な学習機会の提供、体験の機会の場の認定 等
エコライフ県民運動の推進
やまなし環境学習プログラムの普及
やまなし省エネ県民運動の推進 等
豊かな自然環境をいかした森林環境教育の推進
長い日照時間や豊富な水資源を活かしたクリーンエネルギーに関する環境教育の推進 等
やまなしクリーンキャンペーンの実施
環境パートナーシップやまなしの活動の推進
レジ袋削減の推進
・行動計画の概要 |