ページID:72216更新日:2024年8月30日
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運用方針:甲武信ユネスコエコパーク推進協議会ソーシャルメディア運用方針
甲武信ユネスコエコパーク登録5周年を記念し、山梨県、埼玉県、長野県内の指定されたスポットを巡りスタンプを集めると賞品に応募できるデジタルスタンプラリーを開催します。
ぜひこの機会に、エリア内の自然と文化の名所を巡り、スタンプを集めながら様々な魅力に触れてください。
甲武信ユネスコエコパークの推進のため、甲武信ユネスコエコパークの特徴や自然等を紹介をする展示パネルの貸出しを行っております。詳細は次のリンクからご確認ください。
山梨県及び関係自治体から申請していた「甲武信」について、第31回人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会において令和元年6月19日(水)に審議が行われ、ユネスコエコパークに登録されることが決定しました。
構成地域(4都県12市町村)
山梨県(甲府市、山梨市、大月市、北杜市、甲斐市、甲州市、小菅村、丹波山村)
埼玉県(秩父市、小鹿野町)
長野県(川上村)
東京都(奥多摩町)
甲武信ユネスコエコパークリーフレット(PDF:4,980KB)
・ユネスコが実施する生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)に関し、「甲武信」について「人間と生物圏(MAB)計画国際諮問委員会」により、ユネスコエコパークへの登録を「承認」するとの勧告がなされました。(令和元年5月17日公表)
・日本ユネスコ国内委員会自然科学小委員会「人間と生物圏(MAB)計画分科会」において、ユネスコに推薦する地域として選定されました。
(平成30年3月7日文科省公表)
令和元年12月21日(土)、山梨県立文学館講堂において、甲武信ユネスコエコパーク登録記念講演会を開催しました。
基調講演や事例発表が行われ、多くの参加者から「ユネスコエコパークの特徴や活動がよくわかった」「今後の取り組みの参考になった」など好評をいただきました。
約120名の皆様にご来場いただきました
【講演1】
「ユネスコエコパークを活かした国内地域の取り組み」
講師 若松信彦氏(横浜国立大学)
【講演2】
「甲武信ユネスコエコパークの概要と武田の杜における取り組み」
講師 村山力氏(武田の杜サーピスセンター)
【事例発表1】
「多摩源流の水と森を活かした体験事業の取り組み」
講師 石坂慎吾氏(NPO法人多摩源流こずげ)
【事例発表2】
「両神の地勢と住民の力によるダリア園事業の取り組み」
講師 沢田朋輝氏(小鹿野町地域おこし協力隊)
プログラム終了後の質疑も盛り上がりました
平成31年2月23日(土)、秩父市歴史文化伝承館で甲武信ユネスコエコパーク登録推進講演会を開催しました。
公益財団法人日本自然保護協会 朱宮講師 横浜国立大学 若松講師
平成31年1月20日(日)、甲斐市の敷島総合文化会館で甲武信ユネスコエコパーク登録推進講演会を開催しました。
当日は、小雪のちらつくあいにくの天気でしたが、国内各地のエコパークの現状と取り組みに関する講演に、約100名の参加者が熱心に耳を傾けていました。
公益財団法人日本自然保護協会 朱宮 講師 南アルプス市エコパーク推進室 廣瀬 講師
・地域の優れた自然環境について、世界的な評価を受ける中で、保全と持続可能な利活用を促進し、その価値を内外へ発信する。
・大河川の源流域、水源域として永続的な保全を図る。
・文化的資源について認識を深め、後世に伝えていく。
・ユネスコエコパークをツールとして、自然環境の保全を進めるとともに、地域の活性化を図る。
・平成27年 4月 山梨県ユネスコエコパーク庁内連絡調整会議を設置
・平成28年 1月 ユネスコエコパーク登録推進協議会設立準備会を設立
・平成28年 2月 ユネスコエコパーク登録推進検討委員会を設置
・平成28年 4月 各地域で住民説明会・意見交換会を開催
・平成28年 5月 甲武信水の森ユネスコエコパーク登録推進協議会を設立
甲武信水の森ユネスコエコパーク登録推進シンポジウムを開催
・平成28年 10月 平成28年度 第3回甲武信水の森ユネスコエコパーク登録推進協議会で申請書及び管理運営計画を決定
日本ユネスコ国内委員会へ申請書及び管理運営計画を提出
・平成28年 11月 リーフレット『水の森だより』を発刊
・平成29年 3月 名称を『甲武信ユネスコエコパーク』へ変更
・平成29年 6月 平成29年度 第1回甲武信ユネスコエコパーク登録推進協議会を開催
早期の登録実現に向けた、今後の取り組み方針を決定
・平成29年 10月 平成29年度 第2回甲武信ユネスコエコパーク登録推進協議会で申請書及び管理運営計画を決定
・平成30年 3月 日本ユネスコ国内委員会がユネスコに推薦する地域として選定
・平成30年 7月 平成30年度 第1回甲武信ユネスコエコパーク登録推進協議会を開催
協議会の名称を『甲武信ユネスコエコパーク推進協議会』に変更
委員の拡充、ワーキンググループの設置を決定
・平成30年 9月 日本ユネスコ国内委員会に申請書を提出
ユネスコ本部が申請書を受理
・令和元年 5月 人間と生物圏(MAB)計画国際諮問委員会による「承認」勧告
・令和元年 6月 人間と生物圏(MAB)計画国際調整理事会において登録が決定
生物圏保存地域(ユネスコエコパーク※1,Biosphere Reserves: BR)は、1976(昭和51)年にユネスコが開始しました。ユネスコの自然科学セクターで実施されるユネスコ人間と生物圏(MAB:Man and the Biosphere)計画※2 における一事業として実施されています。
世界自然遺産が、顕著な普遍的価値を有する自然地域を保護・保全するのが目的であるのに対し、ユネスコエコパークは、生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的としており、保護・保全だけでなく自然と人間社会の共生に重点が置かれています。
現在、ユネスコエコパークの登録件数は、124か国701件(2019年6月現在)となっており、日本の登録件数は10件です。(「志賀高原」、「白山」、「大台ヶ原・大峯山・大杉谷」、「屋久島・口永良部島」、「綾」、「只見」、「南アルプス」、「祖母・傾・大崩」、「みなかみ」、「甲武信」)
※1 2010(平成22)年1月、生物圏保存地域(BR: Biosphere Reserves)により親しみをもってもらうために、BRを日本国内ではユネスコエコパークと呼ぶことが日本ユネスコ国内委員会で正式に決定されました。
※2 人間と生物圏(MAB)計画とは、生物多様性の保護を目的に、自然及び天然資源の持続可能な利用と保護に関する科学的研究を行うユネスコの政府間事業です。
①保存機能(生物多様性の保全)
人間の干渉を含む生物地理学的区域を代表する生態系を含み、生物多様性の保全上重要な地域であること。
②学術的研究支援
持続可能な発展のための調査や研究、教育・研修の場を提供していること。
③経済と社会の発展
自然環境の保全と調和した持続可能な発展の国内外のモデルとなりうる取組が行われていること。
ユネスコエコパークの機能を果たすため、3つの地域が設定されます。
※法制度等を用いて自然の保護等を図るため、ユネスコエコパークの地域に設定されることによる新たな規制が発生することはありません。
①核心地域
・多くの動植物の生育が可能であり、法的にも厳しく保護され、長期的にも保全されている地域です。
②緩衝地域
・核心地域の周囲または隣接する地域で、核心地域のバッファーとしての機能を果たします。ユネスコエコパークのための実験的研究だけでなく、教育や研修、森林セラピー、エコツーリズムなど、自然の保全・持続可能な利活用への理解の増進、将来の担い手の育成等が行われています。
③移行地域
・人々が住居し生活を営んでおり、自然環境の保全と調和した持続可能な地域社会への発展のためのモデルとなる取組が行われています。
外部サイト 文部科学省ホームページ
外部サイト ユネスコホームページ ※英語で表示されます。