ページID:4966更新日:2020年4月22日
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未来の山梨県を担う子供・若者が、心身ともに健やかに成長することは、県民全ての願いであり、また、そのための環境を整えることは、私たち大人、一人ひとりの責務です。
子供・若者を取り巻く環境は、少子高齢化の進行、家族形態の多様化、情報化の進展等により、大きく変化しています。また、一人ひとりの子供・若者が抱えている困難な状況も多様であり、いじめ、不登校、ひきこもり、障害、児童虐待、子供の貧困等の様々な問題が相互に影響し合い、その困難をさらに複雑なものとしているケースもみられます。
さらに、子供・若者の人間形成を日常生活の中で支えてきた家庭や地域社会における教育力の低下、インターネット等による有害情報の氾濫、SNSの利用に起因する犯罪被害の増加などにより、子供・若者の健全な成長がおびやかされています。
こうした子供・若者を巡る様々な今日的課題に適切に対応し、子供・若者が誕生から社会的に自立するまでの支援策を総合的かつ体系的に構築し、効果的に推進していくため、新たな「やまなし子供・若者育成指針」を策定しました。
指針の推進期間は、令和2年度から令和6年度までの5年間です。また、指針の対象は、0歳から30歳未満(施策により40歳未満)です。