株式会社 山梨地質

見えない地下を見えるように ( 2011 年採用   男性 )

弊社では、地質調査を担当しています。
住宅、マンションなどを建てるために支持力が十分な地盤であるのか、斜面は安定しているのか等を調査によって明らかにしていきます。また、トンネル工事や橋の工事などにおける地盤の問題点を事前に把握し、課題がある場合には対策を講じます。
弊社の仕事は実際に建築物や構造物を造ったりするわけではありません。しかし、目に見えない地中の調査が不十分では大きな問題が生じることがあります。目に見えないが必要不可欠な物だからこそ、やりがいのある仕事だと思っています。まだ知識の足りない私は、博識な先輩の指導の下、地質を学ぶ日々が続いています。

なんでもホワイトボード

地すべり調査、斜面災害や地下水・土壌汚染調査などの「危害を及ぼす地盤」として、どの方向に、どのくらいの速さで移動しているか？すべり面や汚染された地層がどのくらいの深さにあるか？どんな物質で汚染されているか？対策はどうすれば良いの？など様々な疑問にお答えする調査を行います。
各種建設工事においては「物を支える地盤」として、どんな地質からなるか？どのくらい軟らかい(硬い)か？地震のとき液状化しないか？などを調べます。この調査は一般的に、調査ボーリング、原位置試験、室内試験や動態観測などの狭い範囲あるいは点的な詳しい調査になります。
地下水利用の増加に伴って、地下水を「量」や「質」で捉えるだけでなく、地質条件、地質構造、地下水の供給原や流動系統など「容れ物としての地盤」を水文地質学的に捕らえた総合的な検討が必要になります。