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ページID:125714更新日:2026年5月13日
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テレビでみたけど、今政府が国立高等専門学校の設立を行うところに20億円の補助金を出すと言っていたがぜひ山梨県も申請して、国立高等専門学校を設立すべきだと思います、経済を発展させるには国立高等専門学校を作るのが一番良いと思いますのでぜひ山梨県も国に申請してもらいたいです。
いただいた「国立高等専門学校設立の件」の件につきまして、高度政策推進局高度政策企画イニシアチブからお答えします。(以下、「高等専門学校」を「高専」と表現させていただきます。)
山梨県においても、将来の産業発展を担う技術系人材の育成は喫緊の課題であると強く認識しており、その在り方について、長期にわたり検討を重ねてまいりました。
高専の新設について、国は、国立校を新設せずに、今回ご指摘いただいた助成金等を通じて、自治体による公立校の新設を支援する方針です。
本県による高専の公立高新設につきましては、昨年8月に、技術系人材育成機関検討委員会より「高専または高専以上の効果をもたらす新たな教育機関を設置すべき」との提言がなされたことを踏まえ、本県として課題の一つ一つに向き合い、教育効果を最大化するという観点を最も重視しながら、様々な選択肢を精査してまいりました。
その結果、令和8年3月に、高専の設立申請ではなく、本県独自の教育モデルとして、「7年一貫教育プログラム」を構築するとの結論に至りました。
具体的には、県立甲府工業高校に新たな学科(定員1学年25名)を設置し、その卒業生が原則として全員、県立大学に新設されるメイカーズ学科へ進学できる仕組みを整えるものです。設置場所は、高校段階から大学との交流・施設利用を通じた学びの効果を最大化する観点から、県立大学飯田キャンパス内を選定しました。
高専は5年間の教育課程(高校3年相当+2年)でありますが、本県の取り組みでは、甲府工業高校の新学科で3年間学んだ後、県立大学メイカーズ学科で4年間学ぶ、計7年間の一貫教育となります。
大学受験の制約から解放されることで、自ら興味のある分野を深く追求することが可能となり、高専以上の教育効果が期待できると考えております。
教育内容は、デザイン・デジタル領域等を軸に、高度な専門性・企画力・課題解決力を備えた「デジタル系次世代リーダー」の育成を目指すものであり、公立高校と大学を結んだ全国初の取り組みとなります。
ご提案いただきました国立高専の新設は、国が実施しない方針であり、本県の現状や特性を考慮し、受験に縛られない探究的・実践的な学びを最大限に提供できる強みがある「7年一貫教育プログラム」こそが、本県における最適解であると判断した次第です。
本プログラムは、令和12年春の開設を目指して準備を進めてまいります。
山梨発の革新的な教育モデルとして、社会に新しい価値を生み出す人材の育成に取り組み、本県の経済・産業の発展に貢献できるよう、しっかりと進めてまいります。
国立高等専門学校の設立ついては、高度政策企画イニシアチブへお問い合わせください。