ページID:5982更新日:2024年11月20日
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都市計画道路とは、都市計画法に基づいて、あらかじめ位置・経路・幅員などが決められた都市の基盤となる道路のことで、都市内の道路を自動車専用道路、幹線街路、区画街路及び特殊街路に区分し、総称して「街路(がいろ)」と呼んでいます。
街路は、都市における安全かつ快適な交通を確保するとともに、活力と魅力ある都市形成を行う上で重要な役割を果たしています。
また、火災や地震など非常災害が発生したときには、避難路を提供し、延焼に対する防止帯の役割を果たすなど都市の基礎的な施設でもあります。
このように街路は、都市における自動車交通を処理するだけではなく、都市を代表する公共空間として整備を進めていく必要があります。
令和6年度都市計画課所管の整備中事業は19路線37工区(県施行14路線30工区、うち県代行1路線2工区、市町施行6路線7工区)です。
事業の早期完成は地域の利便性を向上させるばかりでなく、民間事業等の計画的参入の促進や地域活性化など経済効果上、とても重要な要因です。
このため、用地取得の進捗状況をみながら、事業完了時期を事前に公表する路線を「完了宣言路線」として位置づけ、このような路線について、予算の重点的な配分を行い、より一層の事業の早期完成を目指します。