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更新日:2017年3月13日

富士山

河口湖(産屋ヶ崎)からの富士山と桜

山梨県と静岡県にまたがる独立嶺の活火山で、日本最高峰の標高3,776.12メートルを誇ります。さらに、平成25年6月22日には関連する文化財群とともに世界文化遺産に登録されました。

 

富士山は玄武岩という種類の溶岩を持つ山です。富士山の水はこの玄武岩の地層を通り抜けることによって、バナジウムというミネラル分を多く含んでいます。その量は、八ヶ岳や南アルプスなど別の地層を持つ山々と比べて数十倍から100倍以上といわれています。また、同じ玄武岩でも、富士山以外の山ではそれほどバナジウムは含まれておらず、富士山特有のものと考えられています。

河口湖大石公園のラベンダーと富士山

 

精進湖(他手合浜)からの富士山

富士山の豊富な伏流水は、富士五湖や名水百選の忍野八海、十日市場・夏狩湧水群の源になっています。
また、ミネラルウォーターとして販売されているほか、天然水を生かした食品や化粧品づくりにも活用されています。