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「アイデアをかたちにする職人(ひと)」
会 期:2016年2月27日(土)-2016年6月13日(月)
休館日:火曜日(ただし5月3日は開館)
展示室:山梨ジュエリーの今
山梨県では、江戸時代末期に水晶装身具の生産が始まったことが、地場産業である現在の宝飾産業につながっています。いま県内の宝飾関係企業は約1000社におよび、その生産規模は国内に流通するジュエリーのおよそ3分の1を占めます。昔もいまもこの山梨の宝飾産業を支えてきたのが、「貴金属加工」「宝石研磨」そして「貴石彫刻」の技術を受け継いだ職人たちです。彼らはジュエリーデザイナーのアイデアが込められたデザイン画を読み取り、加工によって“かたち”を与え、具現化します。
今回は山梨ジュエリーミュージアム収蔵品を中心に、ジュエリーに携わる貴金属加工職人たちとその仕事を紹介いたします。県内のデザイナーと職人が新たに生み出したこれらの作品は、山梨県の"魅力”や”職人技”を表現するより自由なコンセプトから出発しています。アイデアをかたちにする職人たちの確かな技術をご覧下さい。
《死と再生》リング
デザイン:角田いづみ
制 作:株式会社シンク 新谷智啓
詫間宝石彫刻 詫間悦二
《Muse》リング
デザイン:雪江美恵子
制 作:株式会社山宝
《雪・月・花》リング
デザイン:伴野裕子
制 作:ジュエリークラフトフカサワ 深澤陽一
クボタジュエリークラフト株式会社
《梨ing》リング
デザイン:山田有紗
制 作:小池製作所 小池幸夫
《羽 ~hane~》リング
デザイン:飯島恵子
制 作:株式会社光新宝飾
大森俊哉、金池淳、金善吉
《リップケース・ペンダント》
デザイン:小澤恭子
制 作:有限会社望月クラフト 望月明