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更新日:2025年3月14日
「水晶から始まった山梨ジュエリー」
会 期:2025年3月15日(土)-2025年7月7日(月)
休館日:火曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、4月30日(水)、5月7日(水)
展示室:企画展示室A・企画展示室B(「山梨大学水晶工芸コレクション」2025年5月26日(月)まで)
山梨県は地場産業としてのジュエリー産業が盛んですが、かつて良質な水晶を産出し、その加工技術を獲得したことから始まっているといわれています。
江戸後期に京都から研磨技術が伝播し、甲府市の北部にある金櫻神社の神官たちが技術を学び、やがてその技術は水晶美術彫刻と宝石研磨に専門性が分かれ発展していきました。
現在では日本有数の宝飾産地となり、原材料の調達から加工生産、流通販売まで、ジュエリーの集積産地として産業の一翼を担っています。
今展示では、山梨ジュエリーの歴史とあわせて、ミュージアムコレクションのほか山梨大学所蔵の明治から昭和30年代頃までの水晶を使った装身具などを展示します。
時代を辿りながら、山梨ジュエリーの奥深さや面白さを見つけていただければと思います。
リング 《源〜minamoto〜》
デザイン: 飯島恵子
制作: 株式会社光新 大森俊哉 金池淳 金善吉
ブローチ 《山々に守られて・・・》
デザイン: 伴野裕子
制作: 株式会社ダイアート三枝
ジュエリークラフトフカサワ 深澤陽一
ペンダント 《KEY》
デザイン:関戸智美
制作:株式会社中込宝飾
香水ピン
山梨大学所蔵 石原宗美水晶工芸コレクション
エメラルドカットタイピン
山梨大学所蔵 石川文一水晶工芸コレクション