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ページID:68523更新日:2015年9月29日
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NA0003 国指定 特別天然記念物 |
昭和9年5月1日 天然記念物指定 / 昭和30年2月15日 特別天然記念物指定 所在地 地域を定めず(生息地として山梨県を含め30都府県)
カモシカは偶蹄目、ウシ科、カモシカ属に入り、日本特産の有蹄目で、正しくはニホンカモシカと呼ぶ。カモシカは防寒用の毛皮、装飾用の角などの利用のため、乱獲と森林伐採による住み場所を失いその数が激減したため、昭和9年(1934年)に天然記念物に指定され、さらに昭和30年(1955年)には特別天然記念物に指定された。本州、四国、九州の山岳地帯の低山帯から高山帯にかけて生息し、本県では南アルプス一帯、八ヶ岳山麓、秩父や御坂山塊などの山地及び周辺に生息している。雌、雄はほとんど同じ大きさで、体長が約100~120cm、肩の高さが約68~78cmである。なお、本県ではカモシカは高山のきびしい自然に耐えて生きていることから「忍耐・努力」を表す「県の獣」(昭和39年6月制定)に制定されている。
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