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ページID:68578更新日:2015年9月29日
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NB0003 国指定 天然記念物 |
昭和3年1月31日 指定 所在地 富士吉田市上暮地2114 所有者又は管理者 山神社
上暮地山神社の境内に生育する2本の「ノダフジ」。中部地方から西側の山野に自生し、観賞用として人家に栽培される「ヤマフジ」とは異なる。指定当時、本フジは全国的にみても大きなものであった。フジの大木は根元から裂けたり分かれたりする特性がある。社殿北東傾斜地の株は、かつて根回りが3.1mもあり、近接するスギに巻き付いて20mほどの高さまでツルを伸ばした。台風の被害により樹勢が弱まり、その保護のため昭和50(1975)年にフジ棚が整備された。一方、社殿北側の株は、かつての根回りが2.5mあり、根元から0.7mのところで3本に枝分かれし、8m上でイタヤカエデの大樹(富士吉田市天然記念物)に巻きついている。
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