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ページID:41594更新日:2024年5月31日
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国指定 重要文化財 書跡 |
しほんぼくしょにんのうきょうそまきのじょうほんえんそくせん / 昭和11年5月6日指定 / 富士吉田市上吉田 / 個人
唐の玄奘三蔵の弟子円測が「仁王経」に精細な注釈を加えた「仁王経疏」全6巻の最初の1巻である巻上本について、奈良時代に写経された作品である。 |
国指定 重要文化財 書跡 |
しほんぼくしょだいはんにゃきょう / 明治38年4月4日指定 / 南アルプス市加賀美 / 法善寺
建長6年(1254年)に一条信長により武田八幡神社へ奉納された鎌倉時代の大般若経である。写経は能筆な写経生により行われたと考えられており、厳密な校合が加えられている。 |
国指定 重要文化財 書跡 |
こんしきんでいはんにゃしんぎょう / 明治38年4月4日指定 / 笛吹市一宮町一ノ宮 / 浅間神社
後奈良天王宸筆の巻子であり、甲斐国守護武田晴信自筆の奉納書が添えられ、心教の包み紙となっている。 |
国指定 重要文化財 書跡 |
そうはんらいきせいぎ / 昭和15年5月3日指定 / 身延町身延 / 久遠寺
中国古典の「礼記」の注釈書である「礼記正義」の写本で、昭和3年に徳富猪一郎により「本朝文粋」などとともに発見された。刊記欄外部分には金沢文庫の黒印があり、金沢文庫旧蔵本であったと考えられている。
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国指定 重要文化財 書跡 |
しほんぼくしょほんちょうもんずい まきだいいちけつ / 昭和31年6月28日指定 / 身延町身延 / 久遠寺
平安時代中期の漢詩文集である「本朝文粋」の写本であり、鎌倉時代の健治年間に書写されたとされる資料であり、書写の発企者は鎌倉時代に甲斐国守護であったと考えられている二階堂氏であると推定されている。 |
県指定 有形文化財 書跡 |
さかたけもんじょ / 昭和33年6月19日指定 / 甲府市大和町 / 個人
天文年中以後、城下町府中検断役町年寄をつとめた坂田家の町年寄役に関わる「御用留」「御用日記」「町触留」等の文書の他、武田家・徳川家の印書などがある。 |
県指定 有形文化財 書跡 |
らんけいどうりゅうしょかん / 昭和48年7月12日指定 / 甲府市東光寺 / 東光寺
宋の西蜀にうまれ、寛元四年(1246年)に来日し日本にはじめて本格的な宋朝禅を伝えた蘭渓道隆の書簡であり、法兄の興国禅師に宛てたものと推測されている。 |
県指定 有形文化財 書跡 |
だいせんじもんじょ / 昭和55年9月18日指定 / 甲府市古府中町 / 大泉寺
大泉寺に保管されている文書であり、武田家や浅野家、豊臣家など多くの支配者からの判状などの資料がある。 |
県指定 有形文化財 書跡 |
ぎおんじもんじょ / 昭和56年3月12日指定 / 甲府市古府中町 / 個人
永禄3年(1560年)の武田氏印判状などの資料であり、武田家客僧衆が遠国への使僧として活躍したこと足跡を知ることができる資料である。 |
県指定 有形文化財 書跡 |
いちれんじかこちょう / 昭和58年12月26日指定 / 甲府市太田町 / 一蓮寺
南北朝期から江戸時代に至る過去帳で僧帳・尼帳・新帳の三帖からなり、貞和5年(1349年)から、宝永2年(1705年)までの記録帳である。 |