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ページID:41791更新日:2016年3月3日
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県指定 有形文化財(考古資料) |
おかのこうえんだいにいせきしゅつどひん / 平成9年6月12日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館 北杜市高根町の丘の公園第二遺跡から出土した、後期旧石器時代中葉(約18000年前)のナイフ形石器を主体とする石器群であり、ナイフ形石器のほかに削器や彫器、接合資料などがある。本県の旧石器時代の人々の生活のあり方を明らかにしていく上で必要欠くべからざる資料である。
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おかのこうえんじゅうよんばんほーるいせきしゅつどひん / 平成9年6月12日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館 北杜市高根町の丘の公園一四番ホール遺跡から出土した、縄文時代草創期初頭(約12000年前)の石器群である。柳葉形や木葉形の槍先形尖頭器を主体とし、ほかに削器や石錐、石核があり、本県における石器文化の様相をうかがい知るのに不可欠な資料である。
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いなりづかこふんしゅつど どうわん・ぞうがんたちとうしゅつどひんいっかつ / 平成14年7月4日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館 甲府市下曽根町の稲荷塚古墳からの出土品で、古墳時代の土師器や須恵器、太刀や馬具などの鉄製品、銅鋺などの銅製品装身具があり、古墳時代後期の当地域に有力豪族が存在していたことを示している。中でも太刀には象嵌という非常に高度な技術で文様が施されている。
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ようきがたどぐう / 平成15年5月1日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館 笛吹市八代町の岡遺跡から出土した弥生時代の容器形土偶である。内部が中空になっており顔面や頭髪の表現から男女一対の土偶と考えられる。焼土や骨片とともに出土し、蔵骨器として安置されていたと考えられる。
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ひらばやしにごうふんしゅつどひん / 平成16年5月6日指定 / 山梨県立考古博物館(甲府市下曽根町923) / 山梨県立考古博物館 笛吹市春日居町の平林2号墳からの出土品であり、武器・武具・装身具・青銅鏡などがある。金メッキされた花形鏡板は県内初の出土品である。
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さいほうじみだしゅじいたび つけたりさいほうじみだしゅじいたび1き / 昭和62年12月2日指定 / 西方寺(富士吉田市小明見) / 西方寺 富士吉田市小明見の西方寺に保管されている弘長元年(1261年)と延文6年(1361年)の供養塔であり、特に弘長元年(1261年)の板碑は県内最古の資料である。 |
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どぐう / 平成8年11月7日指定 / 都留市(都留市上谷1-1-1) / 都留市 山梨県東部の都留市中谷遺跡から出土した縄文時代晩期の土偶である。配石遺構中から出土しており、縄文時代の信仰の問題を見る上で学術的価値が高い。また、ハート形の頭部の耳の部位には耳飾りの装着を示す円形の突起が見られ、当時の風習の一端をうかがうことができる資料である。 |
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ほううんじみださんぞんじんらいごういたび / 昭和62年12月2日指定 / 法雲寺(大月市初狩町下初狩) / 法雲寺 大月市の法雲寺にある供養塔であり、阿弥陀如来と、観音菩薩、勢至菩薩の阿弥陀三尊が、信仰者の臨終に際し、極楽へ引き取るために迎えにくる様子が線刻されている。紀年銘がないが図柄や技法・碑の形態から、鎌倉時代中頃のものと推定される。 |