ページID:108507更新日:2024年10月25日

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KSC0027

県指定 有形文化財(考古資料)

平林2号墳 

(既指定)

 

平林二号墳出土品追加分 

 (追加指定)

 

 

  • 平林2号墳出土品(ひらばやしにごうふんしゅつどひん)

 

 平成16年5月6日指定 令和5年3月16日 追加指定

員数 既指定492点 追加指定116点

所在地 甲府市下曽根町

所有者又は管理者 山梨県立考古博物館

 

 古墳時代後期に築造され、終末期まで追葬が行われた横穴式石室を有する、 笛吹市春日居町の平林2号墳からの出土品であり、武器・武具・装身具・青銅鏡などがある。金メッキされた花形鏡板は県内初の出土品である。

 その後、新たに調査したところ、既指定の資料中、馬具とされた銅製品が金銅製の冠立飾(かんむりたちかざり)であることが判明した。金銅製冠立飾及び金銅製飾金具は極めて精緻で高い技術力が必要で県内では他に例を見ない秀逸の資料である。

 本古墳の優位性をさらに際立たせることで古代甲斐国の政治動向を考える上で貴重な一括資料である。

 

 

 

 

 

 

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