ページID:746更新日:2018年7月25日

ここから本文です。

ダムの役割

洪水を防ぐ

洪水を防ぐイメージ集中豪雨や、台風の雨が降ると川の水が増えて、堤防を壊したり洪水になったりします。琴川ダムは一旦その水を貯めて、琴川や笛吹川が洪水になるのを防ぎます。

琴川および笛吹川の沿川は、昭和36年の梅雨前線型集中豪雨、昭和41年6月の台風4号、昭和49年の台風8号、さらに近年では、昭和57年の台風10号、18号、昭和58年の台風5号、6号などの豪雨により多大な被害を被っています。このため、琴川の上流に琴川ダムを建設して、笛吹川の広瀬ダムと合わせて洪水調節を行っています。

 

 

 

RYURYOUHAIBUNZU

ダム地点の計画高水量135m3/sのうち105m3/sの洪水調節を行い、琴川、笛吹川沿岸地域の水害を防除します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

KOUZUICHOUSETSUZU

安定した水を流す

安定した水を流すイメージ長く雨が降らず、田畑に使う水が不足したときにダムに貯めおいた水を流して利用することができます。また、水質保全や川の中の生き物のために常に一定の水を流して川としての機能を維持します。

 

 

 

 

 

水道水に使う

水道水をつくるイメージ琴川ダムに貯めた水は、山梨市牧丘町杣口の峡東地域広域水道企業団杣口浄水場で*一日最大20,000m3取水され、飲み水として浄水処理された後、山梨市をはじめ、甲州市、笛吹市に送られます。

この内、1日最大19,000m3を飲み水として浄水処理します。

 

山梨市 6,200m3/日
笛吹市 7,200m3/日
甲州市 5,600m3/日

電気をつくる

電気をつくるイメージ琴川ダムに貯められた水は、山梨県企業局が運営する3つの水力発電所(琴川第三、第二、第一発電所の順)で発電に利用されます。水力発電所は高いところから水を落とした力で水車・発電機を回し電気をつくるので、地球温暖化の原因であるCO2を出さない環境に優しいクリーンなエネルギーです。

琴川ダムの水はまず琴川第三発電所に送られ発電に利用されます。その発電で利用された水はさらに第二・第一発電所と順に発電に利用された後、河川に戻されます。これらの3発電所を合わせると最大2,660kWの電気をつくることができます。これは一般の家庭で使う電気の約850軒分になります。

琴川系発電所諸元

琴川第一発電所

琴川第二発電所

琴川第三発電所

発電型式

水路式

水路式

ダム水路式

最大使用水量

0.52m3/s

0.42m3/s

0.80m3/s

有効落差

216.00m

202.40m

164.60m

最大出力

900kW

660kW

1,100kW

このページに関するお問い合わせ先

山梨県県土整備部広瀬・琴川ダム管理事務所
広瀬ダム管理課
住所:〒404-0206山梨市三富上釜口篠原1178-1
電話番号:0553(39)2411ファックス番号:0553(39)2413
琴川ダム管理課
住所:〒404-0007山梨市牧丘町北原4140-61
電話番号:0553(35)3140ファックス番号:0553(35)3143

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop