トップ > 教育・子育て > 高等学校 > 高校教育 > 県立学校建物の耐震性能と耐震化の状況 > 3.県立学校建物の耐震化の方針
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校舎等の耐震化は、生徒等の安全に係わる重大なことですので、迅速に耐震化を図る必要があります。
しかし、近年の生徒数の減少や生徒が希望する進路の多様化などに対応するためには、高校教育の課題や在り方を検討する中で、教育内容に沿った校舎の改築や改修を行う必要があります。また、学校は常に授業が行われており、長期の工事期間が取りにくいことや、多大な財源が必要となっており、直ちに耐震化を完了することは困難な状況となっております。
そこで、総合学科高校の設置や高校の統廃合などの新しい学校づくりの動向や校舎等の老朽化等の状況を考慮する中で、これまでの改築や改修に加えて、新たに耐震補強の手法を取り入れて参ります。そうすることで、着手可能なところは速やかに耐震化を進めることとし、課題が存在する学校についても、遅くとも平成27年度末までに、対象となる全ての県立学校の耐震化を完了し、生徒等の安全確保を図る考えであります。
また、耐震化が図られるまでの間の対応として、日頃の定期点検・保守を進めるとともに、今後、耐震性能と震災時の留意事項を記した説明書等の表示及び震災時における避難誘導体制の整備等を行います。
県民のみなさまには、なにとぞご理解とご協力をお願い致します。