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山梨県の畜産は、甲州統一ブランド食肉や、全国の自治体では初となるアニマルウェルフェア認証制度など、規模は大きくはありませんが、特色のある産業となっています。
この本県畜産業を、入り口(飼料生産)から出口(畜産物流通)まで、陰に日向に支えているのが、畜産職の仕事です。
畜産職の職員は、畜産振興や改良増殖に関する施策の企画・立案、衛生や経営に関する農家への普及指導、系統造成・飼料作物等の新品種開発、家畜の飼養管理や繁殖管理等生産技術に関する試験研究、畜産環境対策や鳥獣害対策(ジビエ)など、幅広い分野の仕事をしています。
畜産職では、畜産行政、研究、普及指導、家畜防疫などいろいろな業務に携わる機会があり、畜種も牛、豚、鶏などの一般的な家畜から、マニアックな動物まで様々で、畜産業に幅広く、多角的に携わっていける点が魅力です。
さらに、直接畜産農家の方と接する機会も多く、特に本県では、農家の方との距離も近いため、自分の行った事業や試験研究の成果を直に確認し、間近に県民の声を聞くことが出来る点にやりがいを感じます。
主な配属先
畜産課、家畜保健衛生所(笛吹市、韮崎市)、畜産酪農技術センター(中央市、北杜市)
異動について
基本的には2~3年の間隔で異動し、本人の希望や能力・適性などに応じて、一般行政、研究、普及指導業務などに携わることになります。
また、若手職員のキャリアアップを図るため、技師・主任の職位中に一度以上、本庁に配置することを原則としています。