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化学

業務内容

化学職の業務は、大きく5つの分野に分かれます。
一つ目は公害防止業務です。工場に設置される公害防止施設や廃棄物処理施設の審査や監視などを行います。
二つ目は環境調査業務です。大気、河川水、地下水、土壌に含まれる汚染物質などの調査を行います。
三つ目は産業廃棄物の適正処理推進業務です。産業廃棄物の処理、再生に関する事業者への指導・助言を行います。
四つ目は環境アセスメント業務です。大規模開発事業による環境への影響を予測・評価等する手続きが適切に進むよう調整などを行います。
五つ目は自然保護業務です。自然公園や野生鳥獣の保護、管理を行います。
これらに加え、最近ではエネルギー分野の業務も担当しています。

やりがい

化学職は、環境行政を担う専門職であり、大気汚染、水質汚濁、産業廃棄物処理といった環境分野とエネルギー分野の課題に、化学や物理などの専門知識を生かし、科学的な根拠を持って取り組むことができます。
「環境を守る」という明確な目的意識を持つことができる、やりがいのある仕事に恵まれている職種です。

  • 主な配属先

    大気水質保全課、環境整備課、各林務環境事務所、衛生環境研究所など

  • 異動について

    採用後10年程度は2~3年で本庁、出先機関を異動します。化学職は、専門性が強く求められるため、他の業務に異動することは少なく、業務にチームで取り組むことから、採用された職員全員が数年で環境行政のエキスパートに育っています。