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保健師

業務内容

保健師は、公衆衛生のスペシャリストとして、福祉保健部を中心に県行政の様々な部署で業務に従事しています。難病患者支援、母子保健、感染症対策、高齢者介護、障害者支援(精神・発達障害など)、地域看護の推進、健康づくりなどの幅広い保健予防活動が期待されています。
少子高齢の状況の中で、保健と医療と福祉の連携の要としての役割が重要です。さらに、新型コロナウイルス感染症対策や大規模災害時の健康危機管理など、専門的・広域的な対応が必要とされます。

やりがい

地区の健康課題に対応し、個人や家族に寄り添い個別の問題が解決することは何よりの喜びです。
また、個から集団的な取り組みに発展する過程や地域づくりへの参画をとおして、多くの人々と関わり合う経験は、自己の成長の糧となり、新たな課題への挑戦にもつながります。県の保健師は、より広域的な視点で、多くの関係機関などと協働で仕事を進めます。計画の実現にむかって前進した時にはやりがいを感じられます。研修会参加の機会も多く、協力機関と連携しやすい体制があることは、県職保健師のメリットです。

  • 主な配属先

    本庁では、医務課・健康増進課など。出先機関では、保健福祉事務所(保健所)・精神保健福祉センターなど。

  • 異動について

    3年程度で本庁・出先機関を異動します。
    県職員保健師として獲得すべき能力を得るために保健師の基本的なキャリアパスを作成しており、各保健師が伸ばしたい能力を再認識し、必要とする業務経験を検討する際などに活用しています。