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福祉専門職は、社会生活上、さまざまな困難や問題を抱える人々を対象に、社会福祉の専門的知識・技術をもって援助に当たる専門職と定義されています。社会福祉Ⅱ職は、山梨県の行政機関で福祉施策の充実を図るために、専門性を活かした活躍が期待されています。主要な業務として、児童相談所での虐待対応や、県の相談機関における相談援助、児童福祉施設や障害福祉施設での利用児者の生活支援や自立に向けた支援などを行います。いずれの業務も社会福祉分野における高い専門性を必要とされます。
福祉の仕事は支援対象者の悩みや問題を解決して、より良い暮らしを実現するサポートをすることなので、社会貢献度が高く人の役に立っていることを実感しやすいです。また、支援対象者は、抱えている悩みや周囲の環境、経済的状況も異なり、問題の内容によっては一朝一夕で解決しないことも珍しくなく、粘り強さや忍耐力が求められます。非常に難易度の高い仕事といえますが、それだけに、個々の支援対象者と真摯に向き合っていくなかで、信頼関係を築いていくことで、感謝されたり、喜ばれたりする機会も多く、自分自身の成長や自信にもつながります。
主な配属先
あけぼの医療福祉センター・児童相談所・甲陽学園・こころの発達総合支援センター・子ども心理治療センターうぐいすの杜など
異動について
基本的に2~3年毎に、所属を異動します。
採用後10年程度は、現場での経験を積んでもらうため、また、県民と直接ふれあう機会を得て、公務員としての自覚ややりがいを感じられるよう出先機関への配属が多くなります。
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