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ページID:72031更新日:2023年6月16日
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生活環境中のごく微量の化学物質に身体が過敏に反応し、非アレルギー性の過敏状態の出現により、様々な症状が引き起こされます。
しかし、この病態や発生のメカニズムについては未解明な部分が多く、臨床検査方法、診断基準、治療法について研究が進められています。
めまい、動悸、喘息、筋力低下、下痢、視力障害、不安、頭痛等
※「化学物質過敏症」と思われる症状でも、他の中毒やアレルギーなどの病気であることもあり得ますので、最寄りの医療機関(内科、アレルギー科、小児科、耳鼻咽喉科、皮膚科等)において症状に応じた専門医へまずはご相談ください。
化学物質過敏症の自覚症状を誘発しないためには、症状を誘発する可能性のある有害因子に近づかないこと、早期に離れること、使用を控えることが有効です。
化学物質過敏症は誰もが発症する可能性があります。身の回りの何気ない物が影響し、苦しい思いをしている方が周囲にいるかもしれません。公共の場や人の集まる場では特に、香料(柔軟剤、香水や整髪料など)の使用について、周りの方々へのご配慮をお願いいたします。
1 学校や公共の場などの人が集まるところでは、柔軟剤・香水・整髪料・デオドラントスプレーなどの香料を含むものの使用を自粛しましょう。
2 学校・保育所・病院・公園などの公共施設や住宅に隣接した家庭菜園・農地などで農薬や殺虫剤などを使用するときには、飛散防止に努めましょう。
県内各保健福祉事務所(保健所)において、健康相談に応じております。