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里親になることをお考えの方は、里親包括支援機関か、最寄りの児童相談所にご相談ください。
里親制度についての詳しい説明をさせていただきます。
養育里親の登録を希望する人は、里親登録申請を行う前に研修を受けていただきます。
基礎研修(講義1日、実習1日)
認定前研修(講義2日、実習2日)
なお、一定の要件を満たす場合(児童養護施設等の職員の経験があるなど)は、研修の受講が免除される場合があります。
登録前の研修を受講し修了した後、ご家族の合意の上、里親登録申請書その他関係資料を児童相談所に提出していただきます。
児童相談所の職員が、申請者との面接やご自宅に伺うなどして、ご家族の状況などについて確認します。
主な確認内容は、次のとおりです。
里親登録申請書や児童相談所が行った確認事項などを踏まえ、里親の登録の可否について、県社会福祉審議会で審議されます。
審議の結果、里親登録が認められた場合、里親認定証を交付の後、里親名簿に登録されます。
登録の有効期間は5年です。更新される場合は、更新研修を受けていただきます。
なお、更新研修を受ける際に、現に委託された児童を養育しているなどの場合は、更新研修の一部が免除になることがあります。
事情により親と生活できない子どもの状況などを里親に説明し、子どもを紹介します。
紹介を受けた里親は、子どもとの面会や外出・外泊を繰り返し、子どもとの関係づくりを進めていただきます。
子どもと里親との関係に問題がなさそうだと判断した場合、児童相談所から正式に子どもの委託を行います。(委託時期や委託期間は様々です。また、委託は里親登録順ではありません。)
委託後は、里親包括支援機関の職員、児童相談所の職員、里親支援専門相談員などが、里親を支援します。